「学生企画報告」商学部3年 吉岡菜穂

梅雨に入り、蒸し暑い毎日がつづいておりますが、皆さまお変わりなくお過ごしのことと存じます。先日の学生企画を担当しました、商学部3年の吉岡菜穂と申します。

さて、先日行われました懇親会で、餃子とじゃがバターを作らせていただきました。皆さまいかがでしたでしょうか。不器用ながら1つ1つ丁寧に作りましたので、喜んでいただけましたら幸いです。

この学生企画は夏と冬の年に2度あり、学生理事からそれぞれ季節にあった料理を出させていただいています。今までの夏の学生企画ではかき氷やそうめんなどを選んでいたので、今年も夏らしい涼しげなものをと考えていましたが、出しやすさや作りやすさを考慮するとなかなか良い案が出ませんでした。そこで夏らしさよりも「作業後に食べたいもの」を意識して考えた結果、疲労回復に効果のある餃子に決まりました。

皆さまお気づきかと思いますが、今回の餃子は一般的な餃子の形ではなく、丸い形をしたものになっています。これは元宝餃子という中国で春節に食べられる餃子の包み方を採用したためです。私は試作の時に初めてこの包み方を知りましたが、ひだをつける手間がないため早く包むことができるほか、一度にフライパンに並べられる量も多いため、今回の企画に最適でした。後になって調べたところ、この元宝餃子は、金運の願いを込めて「元宝」という中国の昔の貨幣の形に似せたことからその名前がつけられたそうです。とても簡単にかつかわいらしい形に作ることができますので、機会がありましたらぜひお試しください。

今回の学生企画は、企画担当をはじめとする学生理事だけでなく、OBOGの皆さまのおかげでスムーズに進めることができました。本当にありがとうございました。今年度は冬にもう一度学生企画があります。まだ内容は未定ですが、美味しい料理をご用意いたします。ぜひご期待ください。