「自然薯が気づかせてくれたこと」法学部4年 今井美希

こんにちは。法学部4年の今井美希と申します。

日を追うごとに寒くなり、年の瀬も近づいてきて、なんだか落ち着かない季節です。

先月の定例作業では、キャンパス内で採れた自然薯をマグロと共に懇親会でいただきました。私は自然薯が大好物なのでとても嬉しかったです。そんなとき、OBの方から教えていただいて驚いたことがあります。自然薯は、植えてから大きくなって食べられるようになるまで3年間かかる、ということでした。今食べている自然薯は自分が1年生の時に植えられたものなのか…と思わずしみじみと見つめてしまいました。そう思うと、普段何気なく食べている自然薯も、不思議と大切に食べなければと感じてしまいます。

少し視野を広げて考えてみると、得てして農業というのはそのようなものだということに気づかされます。お米も野菜も、一朝一夕に作られるものではありません。お米のように1年がかりで作るものや、中には自然薯のように3年もかかる作物もあるのです。こうして都会に住んでいるとあまり農作業に触れる機会が少なく、日々の多忙さもあいまって、食事を適当に済ませてしまいがちです。しかし、一つ一つの食材がどこでどのように育ち、農家の方はどんな思いで作られたのだろうか、などと少しの時間だけでも考えてみる機会があれば、日々の生活がちょっぴり豊かなものになりそうな気がします。私にとって植樹会は、そんな大切なことに気づかせてくれる貴重な場であるということに、感謝したいと思います。