【定例作業】2016年11月18日 (金)第164回 定例作業 実施報告

作業日時

作業日  2016年11月18日(金) 13:00~
集合場所 職員集会所

場所・作業

(1)西キャンパス・図書館裏、書庫周辺(植込み整備、雑木・雑草除去、清掃)
(2)西キャンパス・第2研究館北側(植込み整備、雑草・雑木除去、清掃)
(3)西キャンパス・瓢箪池周辺(植込み整備、雑草・雑木除去、清掃)
(4)西キャンパス・第1ススキのゾーン(雑草除去、整備、清掃)

参加者

顧問〈1名〉
福嶋司(顧問)

(教員1名)
筒井泉雄(教授)

(職員1名)
野口健一郎(施設課)

<一般38名>
河野正次(昭31商) 岸田加代(昭35家) 国持重明(昭35経) 若林照二(昭38商)
籏野友夫(昭38経) 志田哲朗(昭39経) 鈴木徹郎(昭39社) 長谷川輝夫(昭39社)
坂田時恩(昭40商) 八藤南洋(昭40経) 関戸康男(昭40社) 津田正道(昭42商)
徳永興亜(昭42商) 西村周一(昭42経) 福島清彦(昭42経) 川村忠太郎(昭42法)
高原正靖(昭42社) 湯川敏雄(昭42社) 高場恭幸(昭43経) 大池明(昭44商)
五島康晴(昭44経) 柳原和道(昭44社) 谷中健治(昭45社) 川崎勝晤(昭46経)
金子 彰(昭46法) 小槙達男(昭46法) 若月一郎(昭47商) 大川宏明(昭47経)
芦田 誠(昭47社) 河村 進(昭49経) 田沼健一(昭49商) 高橋忠明(昭49商)
秦 哲也(昭50社) 須藤佳夫(昭50商) 飯塚義則(昭50経) 木田隆平(昭50社)
山田 務(昭51経) 藤原潤也(昭51法)

<団体参加12名>

(41年植樹会サークル12名)
夏目恭宏(商) 早川 淳(商) 村川守中(商) 江口清象(経)
金田良夫(経) 関野 衛(経) 三浦義樹(経) 水野健吉(経)
樋口文夫(法) 関統造(社) 飯野良吉(社) 野村正彦(社)

<学生98名>
(参加者総数151名)

作業地図

作業レポート

秦哲也(昭50社)

作業当日は快晴、絶好の作業日和であった。集合場所の職員集会所に着くと既に今回初参加の同期の須藤君が来ていた。先日(10/28)我々昭和46年入学同期会入学45周年記念大会開催時に入会してもらい、早速今回作業に参加していただいた次第である。今年に入ってから昭和46年入学同期が3名あらたに作業に参加したことになる。

作業に先立つ準備体操は、従来植樹会幹事がリーダーであったが、今回は男子ラクロス部員がリードをとり、新鮮な気持ちで作業開始。

今回の主な作業は

(1)西キャンパス・図書館裏、書庫周辺(植込み整備、雑木・雑草除去、清掃)
(2)西キャンパス・第2研究館北側(植込み整備、雑草・雑木除去、清掃)
(3)西キャンパス・瓢箪池周辺(植込み整備、雑草・雑木除去、清掃)
(4)西キャンパス・第1ススキのゾーン(雑草除去、整備、清掃)

であったが、自分は上記とは別に学生班が担当する「くにたちのお花ばたけ」パンジー120株植込みに立ち会った。従前咲いていたマリーゴールドの撤去、土を耕し施肥する等の下準備は湯川先輩に全てお任せ状態で感謝の言葉もない。植込みは、湯川先輩の指導で学生理事7名が行った。後日葉牡丹を追加で植込むので、この「お花ばたけ」を鑑賞していただきたい。いつかは自分がこの「お花ばたけ」を仕切ってみたいものである。

「お花ばたけ」の立ち合いが一段落してから、今回この感想文担当ということで各現場を巡回したが、季節柄、落葉・雑草・雑木等廃棄する残渣が大量にあり、今回も多数参加してくれた学生パワーが大いに役立っていた。毎回のことではあるが、授業の合間に参加してくれる学生たちはまことに頼もしい。ススキのゾーンでは福嶋顧問よりススキの寄生植物である「ナンバンギセル」を教えていただいた。学問的には希少植物ではないのだろうが、植樹会活動と福嶋顧問とがあって初めて知ることができた。貴重な経験である。因みに自分は好奇心が強く、いろいろな分野を薄く広く学んでいるが、花草木等植物分野が全くの空白領域なので植樹会活動により空白領域を埋める一助としたい。

作業終了後の交流会、昨年までは11月交流会は国立キャンパスで採れた自然薯を賞味する楽しい企画があったが、今年はお休みとなり残念ながら賞味できなった。近年、掘りあげられる量が減って来た状況を考慮して一年間のお休みを決めた結果であるが来年を楽しみにしている。とは言え交流会の楽しみはひと言でいうと「老若男女」の交流であり、この楽しみは毎回である。

作業の中途、西本館の前で母娘の二人連れに道を聞かれたので中央庭園周辺を植樹会の説明をしながら案内した。池の周りの福山雅治(ガリレオ)、木村拓哉(南極物語)がロケで座ったベンチは興味深かったようである。娘さんは千葉の高校2年生とのこと、ぜひ入学して植樹会活動に参加してもらいたいものだ。

11月13日には兼松講堂コンサートがあったが、毎回、演奏の合間の休憩時間に中央庭園を散策し、リフレッシュしてから後半の演奏に臨み、集中度を高めて演奏を鑑賞している。都心部のホールでは得難い環境である。

卒業後40年余、植樹会活動を通じて今でも国立キャンパス、一橋大学を楽しんでいる。

福嶋先生がナンバンギセルを解説
福嶋先生がナンバンギセルを解説