【定例作業】2011年11月18日(金)第100回定例作業

作業日時

作業日  2011年11月18日(金)13:30~
集合場所 職員集会所集合

場所・作業

(1)ひょうたん池法面の整備
(2)哲学の道周辺枯損木、不要木の除去など
(3)哲学の道周辺のササ刈り
(4)その他自然薯掘り、学生植栽ゾーンの手入れ

参加者

<顧問>
福嶋 司先生
<教職員12名>
(教員2名)
山内 進学長/田崎宣義名誉教授
(職員10名)
林 一義事務局長/草彅 公総務課長/柴田 大施設課長/川浦幸二朗課長代理/坪谷英樹主査/伊藤正秀/清橋 拓企画・広報室主査/高橋実希子/矢澤昌江学生支援課長代理/山本聖一郎文科省大臣官房文教施設企画部専門官
<OB46名>
河野正次(昭31商)/米川容子(昭31家)/兵藤 浩(昭34経)/大泉 潤(昭35商)/久木田義雄(昭35商)/池内光久(昭35経)/石井暉雄(昭35経)/岸田加代(昭35家)/國持重明(昭35経)/國持良子(昭35家)/杉山 守(昭35経)/田中政彦(昭35経)/田中由美子(昭35家)/神立啓秀(昭35法)/白石武夫(昭35法)/土田将夫(昭37商)/三好薔薇(昭37商)/太田素之(昭37経)/加納誠三(昭37経)/若林照二(昭38商)/出野 潔(昭38経)/中居紘一(昭38経)/籏野友夫(昭38経)/籏野充子(昭38家)/志田哲朗(昭39経)/鈴木徹郎(昭39社)/斉藤圭史郎(昭40経)/八藤南洋(昭40経)/津田正道(昭42商)/徳永興亜(昭42商)/佐藤征男(昭42経)/佐藤芙美子(昭42家)/下村 肇(昭42経)/西村周一(昭42経)/川村忠太郎(昭42法)/湯川敏雄(昭42社)/山村輝夫(昭43法)/山村道子(昭43家)/五島康晴(昭44経)/鐘江健一郎(昭44法)/保坂証司(昭44社)/川﨑勝晤(昭46経)/岩城悦子(昭47商)/若月一郎(昭47商)/大川宏明(昭47経)/高橋治夫(昭48法)
<団体参加16名>
(41年植樹会サークル)
早川 淳(商)/村川守中(商)/森 一將(商)/尾茂勝俊(経)/金田良夫(経)/三浦義樹(経)/水野健吉(経)/山口篤一(経)/樋口文夫(法)/阿部 豊(社)/江口栄治(社)/川波 順(社)/関 統造(社)/野村正彦(社)/森田直樹(社)/吉田佑一(社)
<学生36名>
KODAIRA祭関係10名 (1年 井上高広(商)/台場理奈(商)/飯野早紀(経)/佐藤翔一(経)/高橋謙斗(経)/長嶺圭佑(経)/加瀬拓也(法)/三輪健太朗(法)/村尾美保(法)/磯辺周佑(社))
陸上部8名 (上田瑛久(商3)/戸田康紀(経3)/玉居子直紀(法3)/渡邊和也(法3)/新庄洋人(社3)/庄子 将(商2)/辻村瞭太(経2)/岡田卓郎(商1))
一橋祭関係4名 (川嶋佑介(経3)/菰田智紀(社3)/堀江梨沙(社3)/駒木根歩実(経2))
チームえんのした3名 (綾 宏次郎(法4)/安藤惇也(商2)/廣田恵里(経2))
応援部1名 安永勇太郎(経4)
その他2名 (佐田勇悟(経3)/庄司頼太(社3))
植樹会8名 (渡邊 麗(商4)/吉川和樹(経4)/小川優貴(社4)/二宮 陸(商3)/荒木悠一(経3)/藤田崇文(経3)/有上ひとみ(社3)/田島壮一郎(社3))

(参加者総数111名)

作業地図

作業レポート

平成23年11月18日(金)一橋植樹会第100回作業レポート

作業班 志田哲朗(昭39経)

天気予報では曇天から午後遅く小雨模様とのことであったが幸いにして日中は陽射しもあり若干汗ばむ気温の中の作業となりました。福嶋顧問をはじめ教職員13名、OB・OG 62名に学生36名、総勢111名で久し振りに大所帯の作業参集者となりました。

平成15年7月に新生植樹会として第1回の母校キャンパスの清掃整備作業に着手して以来、今月の定例作業で丁度100回目(定例、臨時及び休日特別作業を含む)の節目を迎えた為、作業実施に先立ち職員集会所にて短時間乍らも記念行事をもちました。

八藤副会長の司会進行の下、籏野会長の植樹会発足の経緯・沿革等の説明を兼ねた挨拶に続き、植樹会の今日の作業進展の基盤造りに寄与された故岸田登会長とご同期の元会長代行の田中政彦氏が現在迄に延べ88回の清掃整備作業に参加された往時の悲喜こもごもな裏話を吐露されたご挨拶の後、山内学長より植樹会への謝意を込めたご丁重なるご挨拶を頂戴し表彰式に移りました。

山内学長より「国立キャンパス緑地基本計画」策定に多大なるご尽力を頂き、現下の植樹会活動をご指導頂くと共にその発展に貢献された福嶋顧問に感謝状と記念品を贈呈、また如水会を代表して事務局長の関統造氏よりは如水会と植樹会は表裏一体となってその運営と推進に協調して居る内幕を披露されたご挨拶に加え記念品並びに金一封が福嶋顧問に授与されました。福嶋顧問の答礼のご挨拶を拝聴し、福嶋先生が10年余前にとある学会で本学元学長の石弘光先生との出合いが切っ掛けでこの事業に関与されることとなった動機と背景のお話があり、国立キャンパスの植生管理の重要性に関するその理念と目的を出席された会員一同は再認識され大変有意義な一時でした。

続いて植樹会よりの大学施設課への謝意表彰に加え、施設課長の柴田大氏よりキャンパスの美化整備に対する強い意気込みのご挨拶があり植樹会として更なる援軍を授かった感一潮です。

特筆すべきことは、同年次卒業生の植樹会メンバーが取り纏って今日まで大凡80回に亘り毎回の作業に同期生10名以上の員数で参集し延べ900名余の作業参加者を誇る昭和41年度卒業生の植樹会サークルを代表して作業班の樋口文夫氏が表彰されたことです。樋口氏の答礼のご挨拶を累々お伺いし、将に一橋精神の真髄でもある同期生の団結力の強さは若い年次世代の卒業生諸君への良き道標の一つとなればと希求して居ります。

式典の最後に植樹会初代学生理事の大坂孝之氏からのメッセージが司会より読み上げられ、新生植樹会の活動が未だ慣れない中、木々の整理を大掛かりで進めたことや玉原高原に泊りがけでブナ林の作業したことなど思い、100回という回数を感慨深く受け止めていること、また、100回を迎えることが出来たのは、皆が自然を愛し、一橋大学を思い、福嶋先生の指導に従ってきたこと、今自身は北京で研修中であるが、植樹会の発展を祈っていることなどが述べられていました。

表彰式典の終了後、作業参加者全員で東キャンパスに移動して、正門から東キャフテリアに通ずる道路脇の間隙にボランティア作業100回を記念して“シダレザクラ“を植樹しました。山内学長、籏野会長、福島顧問を初め全員で土壌の盛り掛けを施しプレートを据え付けた後、参加者全員で集合写真の記念撮影を済ませ参集者が大要3~4班のグループに分かれて下記の場所の作業実務に入りました。

作業班の川崎勝悟氏がリーダーとなってひょうたん池周辺の不要木の除去等の整備。
作業班の五島康晴氏がリードして哲学の道一帯に散乱した枯損木や不要木等の排除処理。
湯川作業班長が中心となって哲学の道近辺の枯丸太等をノコギリにて切断処理。
学生班の鐘ケ江副会長が主導して西キャフテリア前の広場に在る学生植栽ゾーンにて植樹会学生理事諸君等と一緒に花壇の看板立て等に携わった。

ひょうたん池周辺

哲学の道周辺

今回の月例作業のメインイベントは交流会での“自然薯を賞味するパーティー”と銘打っていたことで、キャンパス内で収穫する自然薯掘りには福嶋顧問が主導して植樹会理事の川村忠太郎氏が補助役となり屈強そうな男子学生数名が同道して陸上競技場一帯の雑木林の中での自然薯掘りに取り組みました。前々日に確保して置いた中型の自然薯2本も含め若干数を掘り出すことが出来て市場で調達した3本も合わせ今回の多人数の参加者の食席では少々不足気味かと危惧致しましたがまずまずの成果を得ることが出来ました。

当日は終日に亘って広報班長の佐藤征男氏が作業現場を初め国立キャンパス一円の各処での記録写真の撮影の為奔走されて居られたことを付記致します。

約1時間余の作業を完了し各グループは三々五々引き上げて来て着替えを終わり次第準備された交流会の席に参集しました。

恒例の通り作業班の中居紘一氏の司会で交流会が開始され、先ず籏野会長の簡潔な挨拶に続き今回は植樹会前会長の加納誠三氏の音頭で全員で乾杯をして和気藹々の懇談の場となりました。参加者にて談笑中の半ば頃には作業に初参加の幾名かの諸氏に自己紹介を兼ね作業に当っての感想のお話に耳を傾けながら約1時間弱の懇親の場もお開きになりました。

交流会での飲み物では本学・元施設課長で在席された山本聖一郎氏(現文科省・施設部計画課勤務)より焼酎一本の差し入れを頂戴致しました。同氏は時折機会を見て作業に参加されることがあります。同氏の斯かるお気遣いに更めて深謝申し上げますと共に交流会の準備に当り毎度裏方さんの助っ人としてお手伝い頂いて居る常連の故岸田会長ご夫人、植樹会理事・国持重明氏ご夫人を初め田中政彦氏ご夫人、更には籏野会長ご夫人並びに佐藤征男氏ご夫人のご助力に重ねて厚く御礼申し上げます。交流会も回を追う毎に盛会となる旁ら交流会終了後の後片付け等には植樹会学生理事諸君のリードで手際良く整理整頓されることも板に付いてきた感がありご同慶の至りにて植樹会の愈々の発展と充実を期待するものです。