【定例作業】2011年05月20日(金)第93回定例作業

作業日時

作業日  2011年05月20日(金)13:30~
集合場所 職員集会所集合

場所・作業

(1)第一・第二ススキのゾーンの除草・通路整備
(2)西キャンパスひょうたん池周辺の除草・清掃
(3)西プラザ園庭北部花壇作り

参加者

<顧問>
福島 司
<教職員5名>
(教員1名)
筒井泉雄教授
(職員4名)
吉野正巳事務局長/柴田 大施設課長/伊藤正秀/坪谷英樹主査
<OB29名>
河野正次(昭31商)/兵藤 浩(昭34経)/大泉 潤(昭35商)/池内光久(昭35経)/石井暉雄(昭35経)/岸田加代(昭35家)/國持重明(昭35経)/國持良子(昭35家)/浦壁隆雄(昭36商)/太田素之(昭37経)/若林照二(昭38商)/出野 潔(昭38経)/中居紘一(昭38経)/籏野友夫(昭38経)/志田哲朗(昭39経)/八藤南洋(昭40経)/関戸康男(昭40社)/丸茂 赳(昭40社)/徳永興亜(昭42商)/佐藤征男(昭42経)/西村周一(昭42経)/河村忠太郎(昭42法)/湯川敏雄(昭42社)/高場恭幸(昭43経)/五島康晴(昭44経)/保坂証司(昭44社)/川﨑勝晤(昭46経)/若月一郎(昭47商)/大川宏明(昭47経)
<団体参加13名>
(41年植樹会サークル)
栗田克彦(商)/倉橋宣武(商)/小塚埜武寿(商)/竹下邦彦(商)/夏目恭宏(商)/村川守中(商)/江口清象(経)/金田良夫(経)/関野 衛(経)/
三浦義樹(経)/水野健吉(経)/樋口文夫(法)/飯野良吉(社)
<学生37名>
一橋祭関係5名 (藤田崇文(経3)/有上ひとみ(社3)/田島壮一郎(社3)/川瀬紗依(社1)/武藤里美(社))
KODAIRA祭関係22名 (2年 笹部 凌(商)/佐藤チヒロ(経)/鈴木 奨(経)/古澤健介(経)/宮島壮史(経)/阿川弘幸(法)/稲葉誠人(法)/伊藤彩香(社)/
片桐未帆(社)/熊崎未奈(社)/嵯峨志帆(社)/野口夏希(社)/樋口智美(社)/横山圭太郎(社)/1年 麻生輝明(商)/岡本大輝(商)/小山一輝(経)/
佐藤翔一(経)/秋丸 愛(法)/朝枝唯香(社)/磯部周佑(社)/藤井愛子(社))
チームえんのした3名(綾宏次郎(法4)/埜口洋佑(社3)/廣田恵里(経2))
応援部2名 (野内康次郎(商4)/安永勇太郎(経4))
如意団1名 山田洋次郎(法1)
写真部1名 立花拓紀(経3)
植樹会3名 (吉川和樹(経4)/古川智子(法4)/小川優貴(社4))

(参加者総数85名)

作業地図

作業レポート

平成23年5月20日(金)一橋植樹会第93回月例作業レポート

作業班 夏目恭宏(41商)記

湿度は50%程度、南東の風がそよ吹き、さわやかな五月晴れの好天でした。ですが気温は27度程度の夏日になろうとの予報ですから油断はなりません。日差しは容赦なく皮膚に照り付けます。今更、日焼けを心配する年でもありませんが、作業の際には早目な水分補給が必須の事態でした。草刈り機、鎌、植木ハサミ等の作業道具を運搬するリヤカーに、ウーロン茶とスポーツドリンクをたっぷり積み込んで作業メンバ-の行列は2時過ぎに職員集会所前を出発しました。

今日の作業参加者は、教職員6名(福嶋顧問を含む)、OB42名、学生37名の総勢85名です。前年同期に比べれば20名ほど多く、今年になって継続しているうれしい傾向です。学生数の多さは、6月5日(日)開催のKODAIRA祭に向け実行委員が学内整備作業への参加を呼び掛けてくれた結果のようでした。

作業参加者は4班に分けられ、それぞれの作業場所に向かいました。第一班と第二班はそれぞれ、第一ススキのゾーン、第二ススキのゾーンの除草と両班共同して第一ススキのゾーンと第二ススキのゾ―ンを結ぶ南側の通路の丸太の移動による道の狭幅、第三班は西キャンパスのひょうたん池近辺から哲学の道の除草と落ち葉清掃、第四班は西プラザ庭園北部で学生企画の花壇作りを行うことになりました。

1)第一ススキのゾーン、第二ススキのゾ―ンの除草と二つを結ぶ通路の整備

第一班と第二班は、まず野球場および陸上トラックの南側にある自然を維持するエリアの遊歩道を共同で整備することから取り掛かりました。この道は、陸上部等がランニングに使用していますが道幅が自然に拡張しており、放置すれば自然保護地域の植生や昆虫等の生育に影響が出ると懸念され、道を仕切る伐採木を移動させて道幅を1m~1.5mほど狭めました。その後は、2つの班はそれぞれ持ち場のススキのゾーンで作業を開始しました。

第一ススキのゾーンと第二ススキのゾ―ンは、秋の七草のうち、クズ(葛)を除くススキ(オバナ)、オミナエシ、萩、フジバカマ、ナデシコ、キキョウが植えられてます。芽吹きから2月を経て、順調に育ってますが、道元禅師のいうように「華は愛惜にちり、草は棄嫌におふる(生ふる)のみなり」(道元『正法眼蔵』七十五巻本の第一「現成公案」)の姿であると悟りきってはいられません。 草は華を駆逐する勢いで生きています。同じ命ですが華のために、草を嫌い、棄て去らねばなりません。作業はまず福嶋先生から華と草との区分を教授していただきました。草の中から、七草が現れます。とりわけ、フジバカマは株数が多く、また元気が良く、とりあえずは華を特定してその周りの草を刈り取りましたが、秋の「月見の宴」を楽しむためには、何度か除草をしなければならないでしょう。

第2ススキのゾーン

2)西キャンパスのひょうたん池近辺から哲学の道周辺の除草と落ち葉清掃

第三班は、3種類の作業をしました。磯野研究館前の駐車場からひょうたん池近辺にかけての落ち葉を熊手でかき集めました。降り積もった落ち葉は水分を吸って、一部ではスコップを使って浚うほどに重くなっていました。ひょうたん池周辺の草は機械中心で除去しました。また植え込みに伸び始めたつる草も除去しました。作業を進めて行くと、池のラインがくっきりと浮かびあがってきました。ひょうたん池から岸田ロードまで、哲学の道の伸びた笹と草を草刈り機で除草、広範囲を手際よく作業できました。

ひょうたん池周辺

哲学のサークル一帯

3)西プラザ庭園北部で学生企画の花壇作り

第四班は、学生を主体に当初10人ほどが、西プラザ庭園北部で花壇作りの基礎作業を行いました。学内に花壇を造り、草花の栽培をしたいという学生の企画を植樹会・大学で協議の結果実現したもので、学生が集まる西キャンパス生協の北側、図書館の南側の場所、約40㎡ほどが対象地となりました。作業は、スコップを使っての土の掘り起こしと、草や木々の根や石の除去で、また一部の低木を移植しました。授業の合間を縫って作業に参加した学生もいて人数が足りるかどうか心配でしたが、最終的には20名体制が確保できて作業は完了しました。 学生の通り道に沿っているため、声をかけていく一般学生もいて楽しげに談笑しながらも、さすがに作業では若い力を発揮しているように思えました。今後は、施肥その他適切な土壌の手入れの後、植える草花の選定と種苗の植え込みの作業に向かうことになります。

各区域での作業は定刻16時前後に終了し恒例の作業後の交流会に移行、乾いた咽喉を潤し一息つきました。いつもながらの女性の皆様の準備に感謝です。KODAIRA祭の実行委員等、1,2年生と先輩の会話も弾みました。先輩は、説教癖が抜けないのを反省しながらも説教をしているようでした。 楽しんだ交流会もまたの再会を約して17時お開きになりました。