「学生班主導の交流会企画を実施して」一橋植樹会学生理事 社会学部4年 小川優貴

初めての学生班主催の交流会企画からちょうど1年…今回3回目になる学生班主導の交流会企画を開催させていただきました。去年はいち参加者として楽しませていただきましたが、今年は企画者という大役をいただくこととなりました。まずはこの場をお借りして、参加しお楽しみくださったみなさま、多大なるご協力・ご尽力いただいたみなさまに心から感謝の気持ちを申し上げたいと思います。

OB・学生・教職員が一同に介しての交流の場である作業後の交流会は単にお互いの労をねぎらうという意味だけでなく、近年は「OB・学生・教職員が三位一体となってキャンパスの自然を守り育てていく」という一橋植樹会の理念を支える重要な役割を担うようになってまいりました。交流会にて交わされた言葉、笑顔、思い…それらが次なる作業への参加や、植樹会の活動・美しいキャンパスへの理解に繋がっていると言えるでしょう。

そんな交流会の役割が重要度をあげている中で始まったのが学生班主催の交流会企画です。キャンパスの主役である学生にもっと気軽に作業に参加してもらい、もっと植樹会・キャンパスの自然を身近に感じてもらうことを第一の目標にしています。昨年度初めての開催では多くの苦労もあったようですが、「今年も楽しみにしています!」という期待の声こそが昨年先輩が築いてくださった礎そのものだと思い、3回目となる今回はこの学生班主催の企画が恒例企画として定着させることを第二の目標としました。

企画に先立ってご協力いただいたのは「Pro-K」という学生団体です。昨年の企画が好評だったことから彼らには昨年に引き続きご協力をお願いしました。彼らが地域と共同して運営している「とれたの」で扱う国立新名物のオリジナル加工食品と地元国立産の新鮮朝どれ野菜を購入し、振る舞うことといたしました。

昨年は「とれたの」の看板商品「ほうれん草うどん」と「さくら咲くうどん」を用意いたしましたが、今年は期間限定で販売されている「ほうれん草そうめん」と「さくら咲くそうめん」を振る舞うことにしました。お野菜も季節のものをたくさん仕入れ、奥様方の偉大なるご協力をいただきまして3種類のサラダ(新たまねぎと紫たまねぎのポン酢サラダ、水菜と大根のシャキシャキサラダ、サラダほうれん草やトマトたっぷりの彩りサラダ)をご用意させていただきました。

当日はあいにくの天候でしたので多くの方に参加していただけるかとても不安だったのですが、作業に励まれたみなさんが続々と集会所に集まってくださり、すごい勢いで召し上がってくださったのでとてもとても嬉しくなりました。暑い夏にぴったりのそうめんはとくに大人気で、あっという間にみなさん平らげていました。「とれたの」が設けたおみやげコーナーでも飛ぶように売れました。

OBのみなさまが「とれたの」の活動紹介に熱心に耳を傾け、「とれたの」で活躍されている学生さんと交流を深めている姿がとても印象的でした。箸が進むとお話も進む…交流会中は終始おしゃべりが絶えず、みなさま思い思いの時間を過ごしていただけたのではないかと思います。

総じて今回の交流会も大成功だったと言えるでしょう。重ね重ねになりますが、ご参加くださったみなさん、ご協力・ご助言くださったOBのみなさん、「とれたの」のみなさん、支えてくれた学生理事の仲間に御礼申し上げます。特に、大量のお野菜の調理とそうめんを茹でる作業を快く引き受けてくださり、会を支えてくださった奥様方には感謝してもしきれません。みなさま、本当にありがとうございました。

余談になりますが、学生班主催の交流会は早くも第4回の計画が始まろうとしています。今冬開催予定…? その際はまた告知させていただきますが、どうぞみなさま奮ってご参加ください!