「41年会に続け」高原正靖(42年会事務局長)

高原正靖(42年会事務局長)

先の卒業40周年記念大会の第1回実行委員会で、41年会が40周年記念事業として行った植樹会のボランティア活動を42年会が引き継ごうという提案がありました。全員が賛成しました。期間は今年の10月から1年間。そこでどういう活動なのか、まずは9月20日に体験作業をしてきました。

第2研究館とイノベ-ション研究センタ-間が私の作業場です。作業リーダーの方の合図で作業開始。「笹は親の仇のように徹底的に刈り取ってください」などの声が飛びます。木立の中とはいえ、すぐに汗がしたたり落ちます。首に巻いたタオルで汗を拭き拭き、はさみを使います。開始後1時間経って休憩。会が用意してくれた冷たい飲み物で喉を潤します。至福のひと時。リーダーの「皆さんあちらに移動してくださぁ~い」の声で作業再開。行ってみたらスゲェ、ひでぇ、伸び放題。枯れ枝も沢山。つる草も植栽のてっぺんまで繁茂。私はつる草を除去しながら、ドウダンツツジの剪定までしてしまいました。みるみるうちに枯れ枝や切り取った下草の山。リヤカーが何回往復したでしょうか。あっという間に2時間が経過し、本日の作業終了。黄昏時、金木犀が甘い香りで微笑んでいました。

反省会が始まります。反省会といっても実はビールと軽いおつまみでのお疲れさま会。この日のビールは格別でした。ビールが五臓六腑に染み渡りました。「初参加者は挨拶を」とのことで「41年会に42年会も続きます。多数の42年会員に植樹会への参加を呼びかけます」と挨拶しました。先輩達から「期待しているぞ」と声が掛かりました。41年会の方々の記念参加は終わりましたが、植樹会にはまってしまい、そのまま続けている方もおられます。国立の四季に直接触れ、感じ取った喜びがあったに違いありません。毎回参加することを心に決めた、素晴らしい初体験の一日でした。

以上