日本のサギの名前は、大きく二つに分けることができます。一つは「~サギ」のグループ。「~」の部分には、大きさ(例:ダイサギ・チュウサギ・コサギ)や色(例:アオサギ・クロサギ・ムラサキサギ・アマサギ)が入ることがほとんどです。そしてもう一つのグループが「~ゴイ」のグループです。この「ゴイ」とはゴイサギの「ゴイ」です。ササゴイやヨシゴイ・ミゾゴイなどがいます。首が短くずんぐりしたサギは大抵こちらの名称です。英語では‘Heron’と‘Egret’、‘Bittern’がサギを表す単語です。白いサギが‘Egret’、黄褐色のゴイサギの総称が‘Bittern’、サギを総称して‘Heron’と呼ぶそうです。ちなみにゴイサギの英語名は‘Black-crowned Night Heron’と言います。