「植樹会会員の皆様へ」加納 誠三 (昭37経)
加納 誠三 (昭37経)
この度会長に就任しました加納誠三です。一言ご挨拶申し上げます。
私は2000年から4年間如水会理事を務めさせていただきました。会館管理の関係の仕事が中心でした。お役にたたないまま終わりましたが、個人的にはこれがきっかけで、それまで疎遠気味であった同窓会活動が身近なものになったことは非常に幸運で深く感謝している次第です。
任務が終わりほっとしていた頃、先輩に勧められ何ら予備知識もないまま、植樹会のボランティア作業に足を踏み入れました。
その後2年間、植樹会活動を中から拝見、体験しましたが、約3年前に決まった方針転換以来、諸先輩のご努力で会運営のための骨格が見事に築かれていること、そしてなかんずく誰にとっても喜ばれることを推進していることを知り感銘を受けました。
この言わば“新生植樹会”の立ち上げから現在の姿に至るまで、原動力となって活躍されたのが前会長代行の田中政彦氏です。
田中さんには正式に会長になってせめてあと一期やっていただきたいと多くの人が期待していましたが、ご本人の強いお気持ちでご退任を決められ後任に私が指名されました。
“身の程わきまえず”であること承知していますが、自分自身に挑戦する積もりで厚かましくお引き受けすることにした次第です。
小生微力ながら最善を尽くしたいと思いますのでご支援、ご指導の程何卒宜しくお願い致します。
さて今後の会の運営ですが、田中路線を踏襲したいと思います。すなわち“国立キャンパス緑地基本計画”に基く整備作業をOB,教職員、学生の三位一体の組織で実施して行くことを、第一義にしたいと思います。
また、諸先輩が行った記念植樹の整備も続行する方針でございます。
そしてこれは今後の課題ですが、ボランティア作業に加え、一橋植樹会の名称が表す、植樹活動も将来再開できたらと考えています。
大学が進める“緑地基本計画”の完成が一日でも早まる様、整備だけでなく植樹の支援も出来たらと思う次第です。 そのためには、会の財政基盤強化が必要です。すなわち、会員組織を拡大していくことが肝要になります。この面での努力を是非やって行きたいと思っています。
皆様、何卒引き続き植樹会をご支援下さいますようお願い申しあげます。
2006年4月吉日
一橋植樹会会長 加納誠三