「一橋大学と子供たち」商学部3年島田健吾

新緑が日に鮮やかに映る季節となりました。

今月の寄稿文を担当させていただく商学部3年の島田です。

さて、自然豊かな一橋大学のキャンパス内で、平日・休日を問わず小さな子供たちが楽しそうに遊ぶ姿を見かけます。元気な子供たちを見ているだけで、日々課題に追われて「プレゼン...!レポート締め切り...!ひぇぇー!」となっている私の心も和みますねぇ。私たち大学生にとって勉強する場所である本学は、子供たちにとっては大きな公園のような絶好の遊び場なのですね。できれば私も15年くらい昔に戻って遊びたいものです...と思いましたが、そうするともう一回大学受験をしなければいけないのでやっぱりいいです(笑)

なぜ子供たちのお話をしたかといいますと、私がKODAIRA祭実行委員会で2年間「ちびっこ企画」に携わっていたからです。ご存知の方も多いかと思いますが、本企画では毎年、KODAIRA祭に来場される子供連れの家族の方々に楽しんでいただけるように、子供向けのアトラクションやショーをご用意しております。「子供たちにも一橋大学が楽しい場所・身近な場所だとより一層感じてもらいたい(将来の一橋生が現れるかも...?)」という思いで企画の立案に努めておりますが、実際に企画を考えるとなると、対象が子供なのでなかなか難しいんですねぇ~。「子供はそもそも何が好きなんだろう」「何をしたら喜んでもらえるかな」と、自分たちとは違う価値観をもつ人の立場になって物事を考える経験は貴重であるため、私たち実行委員も得るものが大きいです。今年も後輩の代がちびっこ企画の準備に励んでおります。みなさまもお時間がございましたら小さなお子様(お孫さん)を連れて本企画に遊びに来ていただけたら嬉しいです。もちろん、言うまでもなく、「森のクラフト教室」は子供たちが自然の植物と触れ合えるすばらしい企画ですので、クラフト教室のついでにちびっこ企画へ寄っていただければ...(笑)

最後となりますが、私は、自然に囲まれかつ子供を含めた地域の方々と強くつながっている本学のキャンパスが大好きです。

これからもキャンパスが美しく、活気あふれるものであり続けるように、植樹会学生理事の一人として尽力してまいります。