「多世代交流」法学部3年 今井美希
こんにちは。法学部3年の今井美希と申します。
色づいたキャンパスの葉も落ち始めて、冬の訪れを感じる今日このごろでございます。
今月は、11月24日~26日に一橋祭が開催され、私たち植樹会は森のクラフト教室を開催いたしました。
土日には多くの子供連れの家族が遊びに来てくださり、大盛況のうちに終わりました。
また、キャンパス内で採れた木の実を使ったオブジェを興味深く鑑賞してくださるお客様もいて、非常に嬉しく思いました。
私たち学生理事も童心に帰って作品を作っておりました。夢中になって工作したものが完成したときの喜びは、年を重ねても変わらないものですね。
私自身、この企画がとても好きで、植樹会の学生理事になってよかったなと思う点の一つです。
「多世代交流」というと堅苦しく聞こえるでしょうか。キャンパス内の森で採れた材木、竹、木の実を介して、地域の子どもと一橋生とOBがつながる。自然豊かなキャンパスを持ち、地域に開かれた一橋大学でしかできないことだと思います。森のクラフト教室では、OBが子どもへ木の実の説明や工作の仕方を教えている場面を目にしました。
地域コミュニティにおいては、このような「ふれあい」が大切なのだなと気づかされた瞬間でした。高齢世代にとっては子どもとの交流が生きる活力になり、子どもにとっても自身の成長や人格形成に良い影響を与える。核家族化が進むこれからの地域社会において、このような「多世代交流」が必要になってくると思います。森のクラフト教室が、その良いモデルとなっていることを誇りに思います。
これからも、このような「ふれあい」の場を学園祭で提供していきたいです。
最後に、今回ご協力およびご来場いただいたOBの皆様、誠にありがとうございました。
また来年のKODAIRA祭や一橋祭でも森のクラフト教室を開催いたしますので、機会があればぜひお越しください。
今後ともよろしくお願いいたします。