「新年度に向けて」学生理事 法学部3年 茅野隆太

キャンパス内には未だに雪が残っています。先日の大雪の際には木が折れる等、少なからず影響があったと聞いております。今月の作業が中止になるという異例の事態でしたが、それ程に記録的な大雪だったということなのでしょう。
いま私は他の就活中の学生理事とは違い、法科大学院に入るべく日々勉強をしております。第一志望は一橋大学の法科大学院ですので、最低でも今後3年間は植樹会の作業に関わらせて頂くことになりそうです。最近、ずっと座って勉強している所為か恥ずかしながら腰が痛くなってしまいました。今年は運動不足解消のため作業中心でお手伝いさせて頂こうと思っております。
さて、年明けに学生理事をメンバーとしてサークルの届け出を提出致しました。私が代表という立場になっております。正式にサークルとして登録されたのですが、形式上登録されたのみで実質的には何も変わっていません(書類さえ出せばサークルは簡単に作ることができます)。ただ、例年と同じでは芸がありません。初年度となる2014年度は少し新しいことにチャレンジしてみようかと思っております。
個人的に考えていることは二つあります。まず一つは、「学生への周知」です。殆どの学生は団体単位で参加しています。それを踏まえて、参加団体を増やしていこうと考えております。よく参加して頂いている団体の方と学生理事との間でネットワークを作り参加者の輪を広げていこう、という算段です。団体単位での繋がりが増えれば、自ずと卒業記念植樹の参加者が増え、卒業後も植樹会に関心を持つ方が増えるのではないでしょうか。
もう一つは学生班担当の先輩のご要望ですが、「留学生の参加」です。今まで留学生の参加までは発想が及びませんでした。現状、留学生を植樹会に呼び込む為には友達伝手で呼ぶしか方法がありませんが、学生理事の伝手や先生方のご協力を頂きながら少しずつ留学生の参加者も増やしていければと考えている次第であります。
今年度は現役のKODAIRA祭の委員が積極的に新入生向けの周知や、当日の企画に於ける植樹会との連動を考えておりとても心強いです。彼らの力も借りつつ、学生理事が中心となって学内への周知が拡大できれば初年度の試みは成功としたいです。
もちろん、例年の学生班の企画も続けて参ります。くにたちのお花ばたけ、皆さんご覧になっていますか? 学生理事が作業班の先輩の力をお借りして季節の花を育てています。大学へお立ち寄りの際は息抜きにでも足を止めて是非ご覧になって下さい。また、交流会での学生班主催の企画も行います。昨年、職員集会所が使用不能の為に行えなかった催しのリベンジも果たします。
先輩方から沢山のご要望が寄せられておりますが、初年度ですから、できることから少しずつ始めさせて下さい。Slow starter となりそうですが、学内団体となった学生理事達を何卒温かく見守って頂く様にお願い致します。

以上