「オレンジピール作り活動」学生理事 堀田智帆(経済学部4年)

梅雨の合間の晴天は日差しが強く初夏の到来を思わせる暑さが続いております。
学生理事を務めております、経済学部4年の堀田です。
今回は、5月~6月にかけて学生主導で行った「大学産夏ミカンを使ったオレンジピール作り」の活動を紹介させていただきます。

事の発端は、前会長の籏野さんが夏ミカンの皮で甘いお菓子を作って作業後の交流会で提供してくださったことです。私をはじめとする学生はこの"オレンジピール"というお菓子の美味しさと見た目のかわいらしさに感銘を受け、「6月初旬のKODAIRA祭で販売したら、売れるんじゃないか」とたくらみました。すると、駐車場横で収穫した夏ミカンがそのまま倉庫に眠っているとのこと。諸先輩方の後押しもあり、私達のオレンジピール作り計画はスタートしました。

そして、GWまっただ中の5月、私達は籏野家でオレンジピールの作り方を教えていただきました。
籏野ご夫妻に加え学生6人と、米川夫人・國持夫人も参加して下さいました。

その時の様子

まずは夏ミカンの皮をむきました。
手が滑ってコツをつかむまでは苦労しました。
夏ミカンの皮を数回にこぼします。
にこぼして砂糖で煮つけた夏ミカンを乾燥させます。
最後にグラニュー糖をまぶして完成です!

こうして午前中にピールを作り、午後にはオレンジマーマレードを作りました。
お菓子作りなんて学生はそうそうすることがないので、みんな真剣に楽しみ、学ぶところ多しでした。

こうして学んだオレンジピールを次は学園祭で提供すべく、学生のみで5月後半に取り組みました。
途中までは順調に進んでいたピール作りでしたが、なんとグラニュー糖をつける前の乾燥が不十分なまま保存してしまい、当日朝見るとピールはしっとりしたまま…
とてもじゃないが売り物にならない、とのことで急きょ方針を変更し、当日休憩所に出すお菓子として来場者の皆さまに食べていただくことにしました。

「しっとりしていて美味しい」「珍しいお菓子だね」「大学で夏ミカンがなるんだ!」

結局、「KODAIRA祭でオレンジピールを販売する」という当初の思い付きとはちょっと違う結果になりましたが結果オーライでしょうか。

学生の思い付きを後押ししてくださった先輩方、そしてご多忙にも関わらずご自宅に学生を招いてもてなして下さった籏野ご夫妻、学生に料理のいろはを教えて下さった米川夫人と國持夫人、感謝申し上げます。次回の企画では、もっと美味しいものをご提供できるように精進しようと思います。

以上