「継」ということ ―卒業に際して― / 学生理事 田島壮一郎(社会学部4年)

3度目の寄稿となります、社会学部4年の田島壮一郎です。前回・前々回も、改めて読み返すと滅茶苦茶な乱文で、すぐにでも書き直したい気分で、今回もそのような調子だと思いますのでご容赦ください。

さて、3月21日(木)に卒業記念植樹を行わせていただきました。
当日は山内学長先生をはじめ植樹会の諸先輩方にもご参加いただきました。また、担当の伊藤さんを中心に施設課の皆様にもご協力いただき、和やかな雰囲気の下で植樹を終えることができました。卒業生一同、御礼申し上げます。
そして、趣旨に賛同し集まっていただいた卒業生の皆様、ありがとうございます。参加者一覧については文末に付記いたしますのでそちらをご覧ください。

さて、今年は記念の文字として「継」を選んでいます。「継ぐ」でも「継続」でも、皆様の思うとおりに取っていただければ結構です。私個人としては、如水会・植樹会の一員として先輩方の流れを継いでいきたいという思いや、植樹会への学生の積極参加が後輩たちによって「継続」されればという思いがあります。また、植樹会が新体制になってから10周年を過ぎ、いよいよ"植樹"会としての活動が本格化するということで、私たちの代はそれまでの「中継ぎ」を果たしてきたのかな、とも思っています。

今年植えられた樹は、「イチヨウ(一葉)」というサトザクラの一種です。大学通りのサクラからは2週間ほど遅れて、白い八重の花を咲かせてくれます。
この若木がキャンパスの一員として根付くのと、私たちが社会人として一人前となるのはどちらが先かはわかりませんが、いずれにしても「一橋」の名に恥じぬよう成長していきたい所存です。皆様、どうぞ今後とも「お手入れ」のほどよろしくお願い申し上げます。