「学生と社会人の違い」商学部4年 金尻涼真

こんにちは、商学部4年の金尻と申します。
日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

学生最後の一年間も折り返し地点を過ぎ、この国立キャンパスから卒業するまであとわずかしかありません。しかし私はゼミの卒論作成や残された単位の取得といった4年生らしい忙しさに追われ、まだまだ社会人となる覚悟をできずにいます。

先日交流会で、社会人と学生の違いについてお話を伺いました。社会人と学生の違いは「責任範囲の広さ」である。学生時代はたとえ間違いを起こしたとしても、基本的に自分に影響があるのみで、他者に迷惑がかかることもなく、その後の生活に支障が出てしまうような大きな問題にならない。一方で、社会人となれば新卒であろうとなかろうと、会社の一員とみなされ、個人の枠にとどまらず、他者や自分の属する会社全体に影響を及ぼすことがある。それゆえ、社会人は行動ひとつひとつに慎重な判断が求められるという話でした。

もちろん社会に出られている方、そうでない方にとっても当然の話と思うかもしれませんが、なぜ社会人になれば負う責任が重くなるのだろうかという疑問を抱いていた私にとって、非常に興味深いお話でした。

まだまだ覚悟ができたわけではありませんが、偉大な先輩にいただいた多くの言葉の意味をひとつひとつ噛みしめ、卒業まで残された数少ない日々を大事に過ごしていこうと思います。そして、是が非でも本年度中に卒業できるように全力を尽くします。