2012年1月30日
トピックス
主庭園アカマツの剪定
※写真はクリックすると拡大します
西キャンパスの正門を通り、時計台や兼松講堂を見渡すとき、必ず目に入る松があります。主要庭園ゾーンに生える2本のアカマツです。高さは25メートルほどあり、枝振りにバランスがとれ、見事な樹形です。
1月中旬にクレーンも入り、手入れがありました。作業に当たったのはベテランの庭師で、慎重に作業が行われました。その結果すっきりした樹形になりました。この貴重な2本のアカマツ、いつまでも元気でいてほしいと思います。
写真:一橋大学施設課 坪谷英樹
文 佐藤征男
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●2012年 年頭のご挨拶 (一橋植樹会々長 籏野友夫 昭38経)
昨年を振り返りますと、東日本大震災とそれによって引き起こされた原発事故、また円高による経済的打撃など、大変厳しい年となりました。世界的にも色々なところで大きな問題を抱え、不安定な状況が続いています。今年は少しでも明るい展望が開けるような方向へ向かうことを期待したいものです。一橋植樹会会員の皆様、新年おめでとうございます。
植樹会活動に対する日頃のご参加・ご支援に対し心より感謝申し上げます。
一方植樹会の状況ですが、中心的な活動でありますボランティア作業については着実かつ安全に実施することが出来ました。特記すべきは、11月の月例作業が2003年7月に開始してから大きな節目の100回目を迎えたことです。11月18日の作業の前に、学長ご臨席のもとに100回記念行事と記念植樹を行い、福嶋顧問をはじめ作業継続に特にご尽力戴いた方々に感謝状と記念品を贈りました。引き続き行われた作業の後の自然薯交流会の中でも、参加戴いた110名以上の方々全員とこれまでの作業を振り返りつつ作業実施100回達成を祝い、快い充実感に浸った次第です。
平成23年度の年度計画で挙げました新しい活動も、順調に進んでいます。
まず、特に学生諸君に国立キャンパスの緑の豊かさを認識してもらうために、「一橋大学国立キャンパス緑の30景」を10月に刊行しました。次に、学生達の企画による植栽ゾーンが完成し、きれいな花園が出来上がりました。両プロジェクトでは学生理事の小川優希さんの貢献大で、この場を借り敬意を表します。
もう1件は、「緑の科学」というタイトルの植樹会寄付講義が、新年度の夏学期に開講の目途が立ったことです。春から、プロジェクトチームを立ち上げ精力的に進めた結果、大学に認められ近々正式に決定の運びとなります。詳細は、改めてご報告しますが、学生達に、緑に関する勉強を通して緑の大切さや環境問題に関心を持ってもらおうという先輩方から引き継いだ長年の願いが実現に近づき、感無量です。植樹会は、また1歩前進したと思います。
今年は、今までに積み上げてきたものを更に充実させていこうと思います。
新年度の具体的な活動計画は、これから幹事会で練り上げ、5月19日(土)開催予定の一橋植樹会総会でご報告申し上げます。
会員の皆様には、ホームページや如水会々報で、また植樹会卒業年度幹事などを通して出来るだけ多くの情報発信を心掛けて参ります。本年も、植樹会活動へのご参加とご支援を引き続き宜しくお願い申し上げます。
最後に、会員皆様方のご健勝を祈念申し上げ、新春のご挨拶とします。
●有志による新年会
1月13日(金)夜、植樹会幹事会のメンバー、学生理事諸君、交流会には欠かせぬ裏方の岸田、国持両夫人にOB有志が国立駅近くの “塚田農場国立店”に集い、新年の挨拶もそこそこに今年への抱負を語り、結束しての前進を誓い合いました。
この集いに先立って、広報班、組織統括班はロージナ茶房で各々約2時間、学生班はその1週間前に第1回打合せ会を持ちました。 植樹会の活動を支える各班の動きはそろりと然し着実にスタートしています。
●1月20日(金)新年最初の月例作業(通算第102回)
今年最初の月例作業日は生憎の降雪でした。 降雪もものともせずに遠路駆けつけてくれたOB諸氏、多数集まってくれた学生諸君には申し訳ないことながら安全を期して作業は取り止めと決定しました。
計画された「寒ブリ大会」は予定通り行う為にも、作業班では作業に予定した時間帯の活用に工夫を凝らさねばなりませんでした。
詳細レポートはこちら
●作業後の交流会は恒例の「寒ブリ大会」で盛り上がりました
降雪の中、差入れの寒ブリ調達に出掛けられた福嶋顧問は見事な寒ブリ2尾を持って到着されました。
脂ののった分厚い刺身が平らげられた後は、ブリ大根です。 今回は調理場で調理に携わるOBの奥方が5名へと増員、power-upされ、大鍋2個分が出来上がり、次から次へと交流会上へと運び込まれました。
皆さん、如何にも幸せそうな表情で満ちていました。
食堂を埋め尽くした参加者には多くの学生が混じり、和気あいあいと交流会を楽しんでいました。 巡回してる途中で、「寒ブリが楽しみで毎回来てるのよね~」と明るい声で話してるのをcatchするや、早速その女子学生に接近、感想文の寄稿をお願いし、暫しの逡巡の後快く引き受けて頂きました。
廣田恵里さんの感想文は こちら
●特別寄稿 国立が一番!(内田 潔(昭48経)
昨年の休日作業に初めて参加された、内田 潔氏から、「国立が一番!」という趣旨の寄稿を頂いたので、紹介します。 同氏は第二の職場の仕事で、母校のみならず他大学を訪れる機会に恵まれ、改めて国立のキャンパスの素晴らしさを実感され、今後もこの豊かな自然を守って欲しいと結ばれています。
詳しくは こちら
●卒業記念植樹のお知らせ
今年卒業予定の学生諸君へお知らせです。
山内学長ご臨席の下に執り行われる予定の卒業記念植樹の要領が略、固まりました。 卒業前の最後の記念行事にふるってご参加ください。
日時: | 3月22日(火)13時~13時半 |
場所: | 西キャンパス講義棟裏 |
樹木: | 大学と協議中(記念プレートには“興”と刻む) |
集合場所: | 講義棟入口 |
参加費: | 千円(当日、現地で徴収) |
●陸前高田市の“桜ライン311”への支援
前号で若干触れましたが、植樹会の学生理事の一人が被災地、陸前高田市で立ち上げられた“桜ライン311”プロジェクトに協力しようと奔走しています。大津波により受けた甚大な被害の跡を後世に残し、過ちを繰り返さぬようにとの思いより大津波の到達地点に桜を植樹、桜ラインにしようとする企画です。
ご興味のある方に下記URLを紹介申し上げます。
http://sakura-line311.org/
協力の要綱
ボランティア募集:
http://sakuraline311.blogspot.com/2012/01/blog-post.html
苗木募集:
http://sakuraline311.blogspot.com/2012/01/blog-post_08.html
協力の仕方としては(1)現地へ出向いて植樹する、(2)苗木(@5千円相当)提供、(3)寄付とあり、植樹会の有志がそれぞれ自分達に出来る範囲内で協力する方向で進んでいます。
尚、有志は3月11日の植樹に参加する方向で準備を進めており、その詳細は次回更新時に掲載します。
●12月新規登録会員
12月もOB9名、学生2名の計11名にご入会頂きました。 ご支援有難うございます。 今後とも宜しくお願い致します。 会員の詳細はこちら
なお、入会に関しましては、会員登録はこちらをクリックしていただき、必要事項記入の上、支払方法「如水会DCカード口座よりの自動引落し」を選択し、「登録」ボタンを押していただければ、すぐに会員として登録されます。