7月10日(金)一橋植樹会寄附講義「緑の科学」・履修学生によるプレゼンテーション参加報告

一橋植樹会の寄附講義「緑の科学」の今年度最終講義にあたる7月10日(金)に、「フェルミ推定による国立キャンパスの緑の及ぼす気温低減効果について」というテーマで履修学生によるプレゼンテーションが行われました。(42名の履修生が9班に分かれて実施)

各班がそれぞれのロジックや実測データ、そして様々な資料を駆使し、節減される電気料金を導き出すというプレゼンテーションを行いました。多くの班がエアコンの消費電力をベースに考える中で、「ドライミスト」という発想に基づき推定値を出した班が最優秀賞に選ばれました。2位の班は環境省資料(エアコン設定温度を1℃下げる節電効果)をベースに電気料金を導きました(夏季休暇時の変動要素は不算入、といった反省点あり)。3位には、緑地割合や実測データから、気温低減効果平均値を1.5℃と割り出し、1.5℃に対する節電効果を導出した班が選ばれました。上位3位に選ばれた班には一橋植樹会から賞品が授与されました(順位は各班、講師、植樹会卒業生会員の投票による)。削減額は40万円から2900万円と多岐にわたりましたが、400~500万円を算出した班が1/3を占めていました。

筒井先生からは、「自身の推定結果も似たような数値であった」とのコメントがあり、一橋植樹会飯塚会長からは「人間は、「ヒト」としての生物であり、それ故に人間の生活は森や林の存在があって成り立つものであり、切って切り離せないものである」とのコメントがありました。

履修した学生たちは国立キャンパスの貴重な緑の存在を再認識すると共に、「森林」のもつ機能と人間(生物学的にはヒト)とのかかわりを色々な観点から理解し、その経済的な効果についても考察を深めました。