一橋植樹会トピックス 2025年6月号

お知らせ

Information
  • 7月、8月は定例作業はお休みです。
    次回の定例作業は9月19日(金)、その翌月は10月18日(土)の休日作業を予定しております。皆さまのご参加をお願い申し上げます。 

2025年6月21日(土) 第229回定例作業/休日作業実施報告

作業場所と作業概要:
① 社会科学統計情報研究センター東側・南側、経済研究所北側ロータリー内の後片付け
② 第2研究館北側の後片付け、雑草の刈込み
③ ホッケーコート東側の竹林の整備
④ 第1研究館北側の植込みの剪定
⑤ ソメイヨシノのさし木(約50本。ポットはくにたちのお花畑のウメの木の下で養生中)

連日の30℃超えが続き、この日も日差しが強く、蒸し暑い日でした。福嶋司顧問、筒井泉雄顧問、そして卒業生28名、学生34名、総勢64名が参加して定例作業が行われました。

6月とは思えない炎天下での作業となったため、熱中症対策として作業時間を1時間に短縮し、作業内容も上記の通り急遽変更し、休憩と水分補給を行いながら無事作業を終えることができました。

作業後の時間は集合場所での座学に変更し、福嶋先生に「武蔵野の緑の今昔」をテーマにお話しいただきました。

作業後の交流会は飯塚会長の挨拶と乾杯発声に始まり、定例作業初参加の卒業生3名と学生1名の自己紹介と挨拶の後は、歓談を挟んで、恒例となった学生のリレー形式のスピーチが行われました。
交流会では4月の定例作業で収穫した夏ミカンを籏野友夫元一橋植樹会会長(昭38・経)が自ら調理されたオレンジピールとマーマレードが振舞われ、参加者は美味しくいただき、疲れを癒しました。

7月と8月は定例作業はお休みのため、次回は9月19日(金)を予定しております。次回も多くの皆さまにご参加いただきますようお願いいたします。

定例作業参加者:⦅参加者総数 66 名⦆

区分人数名前
顧問2名福嶋 司(東京農工大名誉教授)、筒井泉雄(一橋大学名誉教授)
卒業生一般22名岸田加代(昭35家)、籏野友夫(昭38経)、津田正道(昭42商)、谷中健治(昭45社)、河村 進(昭49経)、小山 修(昭49法)、山口久基(昭49法)、須藤佳夫(昭50商)、飯塚義則(昭50経)、井田武雄(昭51商)、藤原義章(昭51商)、名田 清(昭51経/初参加)、村上 仁 (昭52法)、柳原正則(昭52法)、善宝俊文(昭53法)、加藤幸雄(昭54法)、杉原真紀子(昭55経)、柚木良寛(昭59経)、松石裕樹(昭60経)、古橋浩人(昭61経)、戸松 宏(平4経/初参加)、岡留直恵(平23法/初参加)
団体6名41年植樹会サークル 6名
夏目恭宏(商)、村川守中(商)、森 一将(商)、関野 衛(経)、樋口文夫(法)、阿部 豊(社)
学生34名

6月14日(土)・15日(日)KODAIRA祭での「森のクラフト教室」開催報告

雨の多いこの時期ですが、新緑の国立東キャンパスでのKODAIRA祭にて6月14日(土)と15日(日)の2日間、一橋植樹会学生理事主体の運営による「森のクラフト教室」を開催いたしました。
工作の主な材料は、通常植木ゴミとして廃棄される、国立の東西キャンパスで剪定、伐採したタケ、木の枝、灌木などの輪切りや細枝などを使用します。学生の作品アイデアを取り入れて、来訪いただいた方々には動物やタケ風鈴などを制作したり、新緑のモミジやドライフラワーにしたサクラの花びらを挟んだ栞(シオリ)の制作などを楽しんでいただきました。

初日は昼頃から弱雨となり、翌日は午前中まで雨が残りましたが午後は真夏の暑さになりました。
工作に参加した来訪者は2日間で昨年の約150名を大きく超える209名の参加者数となり、大盛況のうちに終えることができました。(参加者内訳は、56名の小学生以下の子供たちと9名の中高生、およびその保護者(52名)で5割強、残りは一橋大学卒業生、留学生、一般の成人などでした。)

「子供から大人まで、大学キャンパスで調達した自然の材料を使った工作を楽しんでいただく」ことと「一橋大学の豊かな自然の保全に尽力する一橋植樹会の活動をご理解いただく」という目標は運営に当たったみなさんのご尽力により達成できたと思います。
なお、西キャンパス正門の石垣付近に自生していたモミジの実生苗(景観上、通常除去されるもの)を養生して来場者に20株以上無料配布しましたが、来場者に好評を得ると共に、自然保護と緑化活動に貢献することができました。

工作材料の枝の輪切りなどの準備作業に頑張った多くの学生理事の一人である寺澤篤哉さん(商学部・4年)から感想文を寄稿いただきました。準備作業から後片付けまで学生理事の皆さんお疲れさまでした。

感想文

 植樹会学生理事 寺澤篤哉(商学部4年)

初めまして。植樹会学生理事を務めております、商学部4年の寺澤篤哉と申します。
一橋植樹会は、6月14日(土)、15日(日)に開催された第28回KODAIRA祭において、森のクラフト教室を出展しましたのでご報告申し上げます。
KODAIRA祭に先立って梅雨入りしていたこともあり1日目は雨模様、2日目は蒸し暑い陽気で出足を心配しておりましたが、14日(土)は約120名、15日(日)は約90名と2日間で200名を超える方々にご来場いただき、大盛況のうちに終えることができました。

今回の森のクラフト教室では、来場者の方々に、木の実や枝などを用いた思い思いの作品や竹を使った風鈴などを作っていただいたほか、 西正門横の石垣の隙間など生育の難しい場所で発芽したモミジをプレゼントしました。小さなお子さんが好きなキャラクターや乗り物などを楽しそうに作っていたのはもちろん、学生や社会人の方々も夢中になって取り組まれていたのが印象的で、なかには2時間近く滞在して工作に没頭される方もいらっしゃいました。

私自身も出展準備の一環としていくつか作品を作りましたが、小学生の頃の図画工作の授業の時のように無心になって手を動かし、完成した作品を見て達成感を味わうと同時に、ものづくりの楽しさを改めて実感しました。この企画を通じて、老若男女問わず多くの方々に一橋大学で採れた植物を使って工作を楽しんでいただけたことを嬉しく思うと共に、国立キャンパスの自然の豊かさや一橋植樹会の活動についてより広く周知できたのであれば何よりだと思います。

11月下旬に開催される第56回一橋祭においても、森のクラフト教室の出展を予定しております。OBOGの皆様・教職員の方々・学生が協力して準備した企画に、未来の一橋生かもしれない地域のお子さんをはじめとした様々な方々が訪れてくださる森のクラフト教室は、そうした人々が一堂に会して楽しむ素晴らしい機会だと考えております。一橋祭運営委員会出身の学生理事として、一橋祭での森のクラフト教室で皆様にお会いできるのを楽しみにしておりますし、森のクラフト教室とKODAIRA祭及び一橋祭が今後とも一橋を中心としたコミュニティのハブの1つであり続けることを願っております。

共同作業、週次作業

(1)共同作業
6月6日(金) KODAIRA祭実行委員会との共同作業を次の通り行いました(参加学生70名)。
・東キャンパス守衛所東の植込みの灌木・ツルの除去
・東プラザへの通路右側のササの刈込み、左側植込み内の雑草の刈込み、灌木の除去
・東プラザ北西区域の整備(エノキ、トウネズミモチ、アカメガシワ、センダンなど低木の伐採、エゴノキの枯損部の切り落とし、雑草の刈込み、灌木の除去)
・丸池のマツの通路妨害部の剪定、枯枝の除去
・東1号館周辺の雑草の刈込み、灌木の除去、ツル類の除去
・東プラザ東側の雑草の刈込み、灌木の除去
・中央庭園・西プラザ北側のウメの収穫(約500個)
・お花畑の手入れ
またこの日は、一橋植樹会寄附講義・緑の科学の「管理作業実践/ベニカナメモチの剪定作業」のサポートを行いました。

(2)週次作業
6月13日(金);次の作業を行いました。
・社会科学統計情報研究センター東側・南側、経済研究所前のロータリー内の雑草の刈込み、灌木の除去
・第2研究館北側の雑草の刈込み、灌木の除去(一部未了)
・ホッケーコート西側のヤマザクラの掘り起こしと根巻き(3本)、コナラ幼木の採取(5本)

6月27日(金);次の作業を行いました。
・第2研究館北側の後片づけ(6月13、21日作業分)
・磯野研究館北・東・南側の雑草の刈込み、灌木の除去、植込みの剪定
・図書館古書資料センター南側の雑草の刈込み
・西プラザ北側の植込み内の雑草の刈込み
・西プラザ北側のゴヨウマツの剪定

上記週次作業参加者:
関戸(40社)、津田(42商)、高原(42社)、湯川(42社)、田中(48商)、河村(49経)、小山(修)(49法)、山口(49法)、須藤(50商)、飯塚(50経)、井形(50経)、加地(50経)、木田(50社)、井田(51商)、藤原(義)(51商)、山田(51経)、後藤(52商)、村上(52法)、蔵屋(53商)、善宝(53法)、加藤(54法)、田所(63経)

くにたちのお花畑の近況と整備

5月の定例作業日に植え付けられたヒマワリが咲き始めました。
こぼれ種から大きく育ったコスモスもたくさん花を付けており、6月のお花畑としてはちょっと違和感があります。

アカマツ基金へのご寄付・一橋植樹会へのご寄付



会員訃報

今月判明したご訃報を取り纏め報告いたします。謹んでご冥福をお祈りいたします。

大河内 恒(昭34・商) 2024年12月17日ご逝去
北村 輝文(昭35・社) 2024年4月3日ご逝去


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