【共同作業】2023年11月4日(土)ハンドボール部との共同作業

ハンドボール部全部員8名と同部OB4名との共同作業を実施しました。

作業はハンドボールコート内と南側通路の雑草の刈取、フェンスの蔓草の除去を実施しました。
コート内やフェンスは大量の雑草やクズなど蔓植物に覆われていましたが、全員が協力し、効率的に作業を行うことができました。

当日は共同作業の他に、10月27日からの継続作業として、ハンドボールコート東側のひょうたん池に近い区域のシュロの除去、シラカシなどの幼木や青木などの除伐、ササの刈取を行い学内空間の連続性を保てるような作業を行いました。また、衰弱木のハナミズキや、半枯死のサクラ、枯損状態のエゴノキを伐採しました。
また、法人本部棟前駐車場東側のワルナスビなど雑草の刈取、旧門衛所北側の雑草の刈取、本館東側の雑草の刈り取りを行いました。

作業参加された経済学部2年の大野雄哉さんから次の感想文をいただきました。ご寄稿ありがとうございました。

感想文 大野雄哉(経済学部2年)

私、一橋大学経済学部2年体育会ハンドボール部所属、大野雄哉と申します。
今回は植樹会の皆様とハンドボール部のOBの方々にご協力いただき、ハンドボール屋外コート、ならびにその周辺の草木の整備を行いました。

ハンドボールコートについては、今回の作業を行う以前は雑草が大量に生い茂っていたため、全面を使うことができず、ボールも頻繁に雑草の中に埋もれてしまい、まともな練習ができない状況でしたが、作業を行った後はハンドボールコートの地面から雑草が一掃されただけでなく、フェンスに絡まっていたツタも取り除かれ、安心して快適に練習に取り組むことのできるコートにすることができました。
また、ハンドボールコート周辺においても雑草や木々が無造作に生い茂り、見晴らしの悪い混沌とした空間となっていましたが、作業を終えた後は雑草や木々が整備され、とても見晴らしの良い快適な空間となり、ハンドボールコート内から、生協近くにある池を見ることができる状態にまでなりました。

今回の植樹会の皆様との作業を終えて私が一番に感じたことは、自然には人と人とをつなぐ力があるということです。例えば、今回の作業を行うために、普段あまり直接お会いすることのないハンドボール部のOBの方々と交流することができました。OBの皆様はハンドボール部現役部員さながらの力強さで作業してくださっただけでなく、現在の部の状況を色々と心配し、積極的に我々現役部員に話しかけてくださいました。また、植樹会の皆様は、雑草や木々の整備に慣れていない我々現役部員に、作業をするにあたってのコツ、例えばリヤカーに積んだ大量の雑草を一気に捨てる方法を教えてくださっただけでなく、今回の作業が順調に進むように、集中して木々の整理を行うべき場所や人員についての指示を積極的にしてくださいました。作業の最後には、植樹会の皆様、OBの皆様、現役部員の全員で集合写真を撮り、交流を深めることができたと実感しております。このような形で、普段お会いすることのできない方々と一緒に作業を行うことができた数時間は私にとって、とても有意義で楽しく、あっという間に過ぎた時間でした。そしてこうした素晴らしい時間を過ごすことができたのは、植樹会やOBの皆様のご協力はもちろんのこと、維持管理という機会を提供した、我々を取り囲む自然環境のおかげもあると私は今回の作業を終えて考えました。

今回の作業を通して、ハンドボール部の練習環境の改善だけでなく、一橋大学の自然環境や景観の保護・改善につながっているのであれば、非常にうれしく思います。また、植樹会の皆様が長く保護してきてくださった一橋大学の自然環境を、大切にしていかなければならないと痛感しました。
改めまして、今回の作業にご協力いただいたハンドボール部OBの皆様、植樹会の皆様、本当にありがとうございました。皆様のご協力があって今の練習環境があることを肝に銘じ、今後も練習に励んでいきたいと思います。

ひょうたん池に近い区域の整備作業
ひょうたん池に近い区域の整備作業

共同作業と臨時作業の詳細については、作業班ホームページ「2023年11月の作業」をご参照ください。
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