【定例作業】2019年07月20日(土)第199回 定例作業 実施報告
作業日時
作業日 2019年07月20日(土)13:00~
集合場所 職員集会所
場所・作業
- 西キャンパス:図書館前南東側・中央庭園等の雑草刈(含ツル性植物除去)、ツツジ等の枯れ木、枯れ枝除去、剪定
- 西キャンパス:第一講義棟周り等の落枝の除去、雑草刈取、ドウダンツツジの(強)剪定
- 西キャンパス:図書館前北東側・兼松講堂西側の矢野二郎像周辺の雑草の刈取り、落枝等の除去と清掃
- 西キャンパス:法人本部棟北側、本館東側周辺に於ける雑草の刈取り、落枝等の除去と清掃
参加者
顧問(3名) | |||
福嶋 司(顧問) | 田崎宣義(名誉教授) | 筒井泉雄(名誉教授) | |
教員(1名) | |||
島崎 隆(教授) | |||
職員(6名) | |||
長谷川和弘(事務局長) | 吉田博之(財務部長) | 綱島道征(施設課長) | 伊藤正秀(施設課OB) |
野口健一郎(施設課) | 辻井憲太郎(施設課) | ||
<一般43名> | |||
辻巻 孝(昭34商) | 岸田加代(昭35家) | 國持重明(昭35経) | 杉山 守(昭35経) |
長谷川輝夫(昭39社) | 関戸康男(昭40社) | 津田正道(昭42商) | 徳永興亜(昭42商) |
下村 肇(昭42経) | 西村周一(昭42経) | 福島清彦(昭42経) | 高原正晴(昭42社) |
湯川敏雄(昭42社) | 高場恭幸(昭43経) | 奥井武史(昭44商) | 奥井真佐子(昭44家) |
後藤哲也(昭44商) | 五島康晴(昭44経) | 柳原和道(昭44社) | 保坂証司(昭44社) |
樋浦憲次(昭45経) | 谷中健治(昭45社) | 川崎勝晤(昭46経) | 小槙達男(昭46法) |
金子 彰(昭46法) | 小山 明(昭46社) | 林 利治(昭47経) | 河村 進(昭49経) |
小山 修(昭49法) | 須藤佳夫(昭50商) | 飯塚義則(昭50経) | 秦 哲也(昭50社) |
井田武雄(昭51商) | 藤原義章(昭51商) | 山田 務(昭51経) | 藤原潤也(昭51法) |
地田伸久(昭52法) | 村上 仁(昭52法) | 伊藤孝雄(昭52法) | 善宝俊文(昭53法) |
植田龍彦(昭60商) | 牛木 豊(平7経) | 梅原 望(平26社) | |
<団体参加9名> | |||
<41年植樹会サークル9名> | |||
夏目恭宏(商) | 村川守中(商) | 江口精象(経) | 水野健吉(経) |
三浦義樹(経) | 山口篤一(経) | 樋口文夫(法) | 阿部 豊(社) |
川波 順(社) | |||
<学生 100名> | |||
合計 162名 |
作業地図
2019年7月20日(土)13:00 ~
飯塚義則(昭50経)
梅雨も未だ明けやらない湿度が高く天候が懸念された一日であったが、今年最初の休日作業を実施した。参加者は顧問と教職員が10名、卒業生が52名、学生が100名の合計162名で、全員が4つの班に分かれて作業を行った。
作業は、恒例の大学構内の整備に加え、7月28日に実施されるオープンキャンパスを考慮に入れて実施した。各班は、①図書館前南側、本館西側と中央庭園、②第一講義棟北側と本館南側、③図書館前北側と兼松講堂西側の矢野二郎像周辺、④法人本部棟北側と本館東側周囲に分かれ、事前の大学施設課との摺り合わせに従い、各々の区域におけるヤブガラシ、オニドコロ、クズなどの蔓草の除去、ツツジなどの植込みの刈込、ワルナスビやカヤなどの雑草の刈取を行った。
作業は順調に進み、ほぼ予定通りの内容をこなすことが出来た。参加者それぞれが協力し、お互いに助けあった結果である。加えて、作業に使用される機具類の整備状況の改善や刈払機やトリマーといった動力機器の使用が貢献したことも否めない。
草取り鎌、鎌や刈込鋏などの手動による器具の使用についても、簡単なことであるが、その機能を十分に理解して、適切に使いこなすことが、作業を確実に行ううえでの基本である。しかし、それだけでは容易でなく、広い大学敷地内において夏場に急速に繁茂する草本類に対応するには、機械類の導入を欠かすことができなくなっている。
振り返ると、三年前に、私が初めて植樹会の活動に参加した頃に比べると、作業における効率性と参加者の作業能力は大きな進歩を遂げているように思われるが、皆さんはいかがでしょうか?
交流会の場のみならず、作業を通じての学生達との交流もなかなか興味深い。作業器具の使用方法に教示することも大切であるが、広い大学構内に生育する植物や小鳥類などは多様であり、その大切さを感じてもらうことも交流の一つと思う。意識的に植樹された樹木もあれば自然発生的に発芽して成長したものもある。これらの樹木やその周囲の自然環境は、大学構内の建物とともにその景観を構成する重要な要素であり、不断に人の手を加え続けなければ、その健全な維持は不可能である。参加者個々人におけるこのような意識の醸成は植樹会活動への助けになるものと思う。
さて、作業は無事終了した。その後は、休日作業日恒例の西プラザ一階食堂における交流会となった。会は卒業生、教職員、卒業生が一体となった和やかな語らいの場となった。和気藹々とした雰囲気の中、大学関係者、新人や久々の参加者などによる挨拶が行われ、最後に応援部の先輩、杉山守さん(昭35経)の締めのエールで終了した。
帰路、大学構内の一角にアキノタムラソウが咲いていた。どこにでも見る、茎が四角形をしたシソ科の多年草である。茎の先に長い花穂を作り、唇形の薄紫色の花を多数つけた姿にふと目がとまった一日であった。