「応援部と一橋植樹会」兼井 博章 (商3年)

兼井博章君の投稿 「応援部と一橋植樹会」

私と植樹会との出会いは、植樹会学生理事だった大坂孝之さんに誘われたのがきっかけでした。大坂さんと私は一橋大学体育会應援部の先輩・後輩の仲です。植樹会の活動に誘われて、正直困惑しました。植樹会が何をする団体なのか、よく知らなかったからです。とりあえず大坂さんの「参加したら。面白いよ」という言葉を信じて、「まあ、一回やってみるか」という軽い気持ちで参加したら、これが大いに楽しかったのです。

その活動は、植樹会という名前とはやや印象が異なります。大切な緑を守るべく、草や木を管理し、余計な草は刈り、邪魔な木はバッサバッサと切り倒します。かなりいい運動になります。 学生以上に体を動かし、汗びっしょりの諸先輩の方々の若さにも驚かされます。さらには人生初の一橋大学産・山芋を食したり、杉山学長のジャージ姿を眺めたりで、毎回新しい発見があります。大学内にこんな大自然があったのかとしみじみ感じます。

ところで、私が所属します應援部は「一橋大学全体のチアアップ」を最高理念に日々活動しています。私たちの応援活動が体育会各部を盛り上げ、そのエネルギーが伝わることで、一橋大学に関わる全ての方々に、より大学を愛する想いを深めて頂きたいのです。そういう意味で、應援部と植樹会の活動理念は実によく似ています。
大学の環境美化のために、世代間を越えて一丸となって汗をかく。活動を通じて自分にとっての大学という存在を見つめ直せるのです。はじめて植樹会活動に参加した時、会の皆さんが一橋大学を心から愛していると、すぐ気づきました。この活動をぜひ多くの学生に体験してもらいたいたいと思います。「最近、自然に触れてない」「大学をもっと知りたい」「人生の諸先輩と話してみたい」など、一つでも思い当たる学生がいたらご一報下さい。「まずは参加したら。面白いよ」とご連絡差し上げます。