【定例作業】2009年02月24日(火) 第63回定例作業
作業日時
作業日 2009年02月24日(火) 13:30~
集合場所 職員集会所集合
場所・作業
月例作業はお休みのこの機会を活用して、懸案の5年間を過ぎた月例作業の積み重ねの成果が「一橋大学国立キャンパス緑地基本計画」に対してどの程度進捗してるか検証しようとなり、顧問の福嶋先生に先導頂き西キャンパスの主要箇所を観て回った。
参加者
<顧問>
福嶋 司先生
<教職員2名>
(職員2名)
緑川 健課長/伊藤正秀課長代理/
<OB27名>
兵頭 浩(34経)/岸田加代夫人/田中政彦(35経)/国持重明(35経)/大北克利(35経)/遠藤幸男(35商)/大泉 潤(35商)/久木田義雄(35商)/白石武夫(35法)/有賀 盈(36商)/太田素之(37経)/加納誠三(37経)/志田哲朗(37経)/藤木隆三(37経)/土田将夫(37商)/中居紘一(38経)/籏野友夫(38経)/北川修司(38商)/若林照二(38商)/鈴木徹郎(39社)/越智敬之助(40経)/藤田淡水(40経)/八藤南洋(40経)/西村周一(42経)/湯川敏雄(42社)/高場恭幸(43経)/鐘江健一郎(44法)
<団体参加3名>
(41年植樹会サークル)
樋口文夫/村川守中/阿部 豊
<学生0名>
(参加者総数 33名)
作業レポート
平成21年2月24日(火)一橋植樹会2月特別例会作業レポート
作業班:籏野 友夫 記
2月は、入試シーズンであることと寒さ故に月例作業は行わず、勉強会を開催しました。
平成15年7月にスタートした現在の植樹会月例作業は過去5年強の間に計62回を数えるに至りました。スタート後間も無く、大学が「一橋大学国立キャンパス 緑地基本計画」を策定し、以後は当植樹会もこの基本計画に沿って活動してきました。
基本計画では、キャンパスを6つの管理ゾーンに区分けしています。
- 開放を前提とした庭園ゾーン (13ゾーン)
- 花木を主体にした植栽ゾーン (14ゾーン)
- 武蔵野の面影を維持するゾーン (8ゾーン)
- 現状のまま保存するゾーン (13ゾーン)
- 新植してバッファー昨日を持たせるゾーン (2ゾーン)
- 草地(ススキ草原)ゾーン (1ゾーン) 計51ゾーン
この51ゾーン全てについて、現状を把握し、管理目標を定め、その後の推移をチェックできるようにカルテが作成されています。
今月は、懸案であった基本計画策定後5年経過後のフォローをカルテに基づき実施することにしました。植樹会のボランティア作業の貢献度の検証という意味もあります。 施設課の緑川課長、伊藤課長代理にOB30名の総勢33名は、基本計画策定に係わられた福嶋先生の説明を聞きながら、全員カルテを手に主なゾーンを回り、5年前の状況から現状が目標とした状態になっているかを、しっかりと自分の目で確認することにしました。
時々霧雨が降る寒い日でしたが、13時半から2時間、西キャンパスだけでしたがじっくりと見学でき、我々の今までの努力が大いに役立っていることを実感すると同時に、今後の植樹会活動を行う上で得ることの多い貴重な時間を過ごすことができました。
見学後、先生から講評を戴きました。小生の感想も入れ纏めてみました。
- 全体としては、狙った方向に向かっています。
- 管理目標通りになっているところも多い。例をあげると、1)兼松講堂西側(矢野二郎像周辺)
→見事に、サクラとドウダンツツジの明るい空間になっています。2)ひょうたん池周辺
→ミズキなどの亜高木が整理され、ツツジ類を覆うツルが取り除かれ、また池の清掃も
行われ、カモの憩う明るい庭園に変身しています。
取り掛かった時の苦闘を思い出され感慨に耽ってるOBも居られました。3)ススキ野ゾーン(陸上競技場南東側)
→クズが除去され、下草刈りが施され、ススキ、オミナエシ、フジバカマ、ハギ、リンドウ、
キキョウが植えられて、大変趣のあるゾーンになっています。 秋が楽しみです。 - 但し、遅れている所もあります。 例えば、西キャンパス西側・南側各所(道路沿い)は、道路側の遮蔽効果を高めるため、管理目標に沿い植樹をしていますが、木が育つまでにはまだかなり時間がかかりそうです。
- 植物は生き物ですので、油断せず見守り、手を打っていく必要があります。植樹会の作業でも十分考慮していきたいと思います。
- 見学中に、ランニング練習用のクロスロード周辺で、アオキなどが無造作に伐採されているのが目につきました。誰が何のために行ったのか早急に究明し、止めさせる必要があります。このようなことが、長時間見過ごされているということ自体由々しき事です。大学側に的確な対応を要望します。
職集に戻った後は、恒例の反省会を行いましたが、お茶とお菓子だけでは、やはり盛り上がりませんね。