「ラグビー場清掃整備を行いました」ラグビー部 副主将 作井健一

7月17日金曜日、ラグビー部と男女ラクロス部の学生、そして植樹会の方々と共に昨年完成したラグビー場人工芝グラウンドの整備を行いました。完成から早くも一年以上がたった人工芝グラウンドですが、体育会の学生はもちろん、今冬の国立市タグラグビー事業など、児童の教育の場として地域の方々も利用するようになりました。しかし、前回の草刈り以降ラグビー場周辺は雑草があちこちで目立ち、グラウンド内にまで枝が侵入している箇所もありました。秋冬になれば、これらの木々からの落葉がグラウンドを覆ってしまうため、年1回の大規模整備は非常に重要でした。団体毎に担当箇所を決め、グラウンドの周辺の雑草抜きや枝払いを中心に作業をしました。当日は朝から雨が降っており天候が心配されましたが、昼ごろには雨も完全に上がり、気持ちよく作業が出来ました。又、通常授業ではなかったため、予想以上に人数も多く集まり、グラウンド全体に活気が溢れていました。参加人数は最大時117人に達した為、軍手や鎌等用具不足が生じてしまいました。

私達ラグビー部は主にグラウンド西側のクラブハウス前を整備しました。此処はいわばラグビー場の玄関であり、普段部員もこまめに清掃していますが、草木の成長には仲々追いつかず、雑草が生い茂っている状態でした。今回の作業では草刈機をお借りできたので地面から生えている雑草は効率よく刈ることが出来ました。フェンスに絡みついた蔦をはがす作業も同時に行いましたが、こちらはなかなかスムーズに進まず部員は悪戦苦闘していました。こうした作業の中で非常に印象的だったのは、多くの生き物が部室前に生息していたことです。草を刈っている最中に、カエルやトカゲ、さらにはカブトムシまで見つかり、狭いスペースにもたくさんの生命が息づいていることを実感しました。又、グラウンドの内側は、男女ラクロス部と共にラグビー部女子マネージャーが雑草を抜き、梯子を用いて高所の枝払いをしました。

私は主に木を切り倒す作業を行いました。クラブハウスの裏側や北側には、自生した木が何本もあり、それらの枝がクラブハウスの屋根にかかっていました。初めはその枝を切り落とすだけでしたが、段々と作業に熱中してしまい、木そのものを切り倒すことになりました。鋸を使い部員数人で一本の木を切り倒す作業をしましたが、これが非常に大変でした。出足はスムーズでも、次第に鋸の刃が進まなくなり、体力自慢の部員達も汗だくになりながら鋸を引いていました。又、一見細い木にもかかわらず押してもびくともしなかったり、倒した木がとても一人では運べないほど重かったりと普段実感することが少ない自然の力(?)を感じることが出来ました。

13:00からスタートした作業は16:00で終了しました。3時間もの間ほとんど休憩なしで、行われた作業により、ラグビー場周辺は再びきれいな状態となりました。最後に今回の作業にご協力いただいた大学の施設課、植樹会の皆様、男子ラクロス部、女子ラクロス部の皆様、本当にありがとうございました。