KODAIRA祭「森のクラフト教室」を終えて/ 学生理事 社会学部4年 加古息吹

梅雨冷えが肌寒い季節ですが、みなさまお元気にお過ごしですか。
今回は、6/6・7の二日間にかけて開催されたKODAIRA祭の報告をさせていただきます。一橋植樹会は今年も、恒例企画「森のクラフト教室」を行いました。
この企画では、どんぐりや松ぼっくりなどの一橋大学に溢れる天然素材を使って、参加者に自由に工作してもらいます。教える側として植樹会OBのみなさまにもご協力いただき、こども達を中心に大人気の企画です。
今年もその盛況ぶりは変わることなく、二日間で200名程度の方々が思い思いの作品を作って帰られました。クラフト教室で使う材料は台座から一枚の葉にいたるまで、植樹会員の手で見出されたものです。お手本通りにつくっても一つとして造形が同じものはありません。この無骨さは手作りならではの醍醐味ですね。
こうして今年も沢山の大作が生まれましたが、そのなかでもこども達の作品はその発想力には驚かされるばかりでした。小学校の図画工作を彷彿とさせるこうした時間は、おとなになるにつれて機会が失われていくものですね。自分の作品に没頭する参加者のみなさまを見て、たまには初心に戻ってみたいと思わせられました。
教室では企画のほかに、四季折々にその姿を変える一橋大学の様子や、植樹会の活動の様子も展示しました。卒業生のみなさまには懐かしんでいただけたでしょうか。こうした植樹会の発表の場を引き続き、みなさまの交流の場としても使っていただけると嬉しい限りです。
さて、最後に次回の「森のクラフト教室」の告知をさせていただきます。今年も11月に行われる一橋祭で、同企画を開催します。ぜひこちらもお越しください!!