「緑以外に目を向けて」学生理事 社会学部3年 石倉愛美

今年度植樹会学生理事に就任いたしました、社会学部3年の石倉愛美と申します。以後よろしくお願いいたします。

さて、わたくしは今学期「一橋大学の歴史」という一般教養の講義を受講しております。毎週オムニバスという形式で、一橋大学の教員の方や卒業生の方から一橋大学についての興味深いお話を拝聴することができる貴重な機会です。

その中で、一橋大学構内にある彫像、肖像画をテーマとした回がありました。言語社会研究科の小泉順也先生による、大変興味深い講義でした。

わたくし自身含め多くの一橋生が、毎日目にしているだろう彫像について深く考えたことはほとんどないかと思います。今回の講義はそれらの存在を改めて認識し、注意を向けるきっかけとなりました。

例えば、東キャンパスを入ってすぐ左側にある「堀光亀先生像」。堀光亀先生は大正時代一橋大学でご活躍された先生で、ゼミナールが評判だったそうです。

また、一橋大学附属図書館には、ご活躍なさった先生方の多くの肖像画が展示されています。植樹会に参加されているOBのみなさんがお世話になった先生方を探してみるのも楽しみになるかもしれません。

普段植樹会の定例作業中に何気なく通り過ぎている、芸術作品の数々。みなさんも、作業の合間にぜひご覧になってはいかがでしょうか。

以上