「平成27年度の作業を顧みて」作業班 関戸康男(昭40社)

7月に作業班班長に就任してから8ケ月、植樹会の幹事の方々は勿論のこと、顧問、諸先生方、先輩のご指導もあり何とか本年度行事を終えることが出来ました。改めまして、皆様の御協力に対して厚く御礼申し上げます。

さて本年度を振り返ってみますと、定例作業 10回、休日作業 2回、臨時作業 2回計14回行いました。天候にも恵まれ一度の中止もなく、また大きな事故もなく実施できたことは幸いでした。
延べ作業参加者は、顧問、教職員、OB・OG、学生、併せて1,641名となりました。
これは昨年度より25%も増えました。
この内学生参加者は一橋祭、KODAIRA祭、男子ラクロス部他の運動部からの団体参加があり、合計1,012名となり実に全体の63%を占めるまでになりました。
これは偏に学生諸君のキャンパス美化への意識の高まりを示すものと強く感じました。

会として最も力を入れた作業では、植え込みの剪定・その中に生えた笹などの雑草・蔓の除去、芝生の刈り込み、枯れ木・不要木の伐採、落ち葉の清掃等でした。大変地味な作業ですが、キャンパスの美化・整備に大いに貢献したと自負しています。

植樹活動に絞ると、5月にマーキュリータワー東側にシラカシ2本、イロハモミジ1本、6月に陸上競技場と野球場の間にアカマツ8本、10月に第二研究館北側にオカメザクラ4本、更に3月に如意団道場と空手部道場の東側にオカメザクラ8本と陽光サクラ1本、合計24本を植えました。苗木は殆ど学内の苗床からの移植でした。
6月と10月の植樹は休日作業日に当たったため多数の方が移植経験に与れました。

特別な作業としては、お花畑の充実化、中央庭園の白梅の古木養生、竹の伐採、キンラン・ギンラン自生地整備、雪で折れた枝の処理、弱ったシャクナゲへの施肥等も行いました。

キャンパス内での楽しい収穫は、春の山菜摘み、秋の自然薯掘り、夏ミカン取り等を実施して交流会の美味しい肴に供されました。

これからも大学と植樹会が作成した「緑地基本計画レビュー」、を加味しながら、具体的な作業を取り進めていきたいと考えております。
どうか来年度も宜しく御指導、ご支援の程お願い致します。

最後にいつも体操の指導、作業後の交流会の料理をご担当頂いておりますOBの御婦人、学生諸君に心から感謝申しあげたいと思います。

以上

平成28年3月15日記