「学生班主導で初めての懇親会企画をやり遂げて」一橋植樹会 学生理事中西晶子(法学部4年)
振り返ると、植樹会の作業に始めて参加したのがもう3年前のことになりました。こんなに植樹会と深く関わっていくことになるなんて、あの頃はまったく想像していませんでした。
今年から学生の目線から懇親会をつくってみようという話になり、この記念すべき第一回目の企画を私が担当させていただきました。結果は、私が言うのも恥ずかしいですが、大成功を収めることができました。まず、懇親会の会場にはいつもよりたくさんの人が集まっていました。そして、主役である料理も大好評でした。特に「ほうれん草うどん」と「さくら咲くうどん」は大好評で、どのテーブルでも真っ先に皿が空になるほどの人気を博していました。国立産の野菜もどれもみずみずしく新鮮で、これも皆様から好評をいただきました。たくさんの方から「大成功だね」「おいしかったよ」「学生の取り組みがわかってよかった」などのお言葉も頂戴し、私自身の満足度も非常に高い企画となりました。
今回の企画を打つにあたり、私がまず考えたことは、季節を感じられる企画にすること、学生の目線から考案すること、そしてOBの方に学生の活動を知っていただく機会にすることの三点でした。そして、全てを満たす企画として、「Pro-K」という学生団体が地域と協働して経営する「とれたの」で販売している、地域のオリジナル加工食品と地元で獲れた野菜を味わう会、というものを考えさせていただきました。Pro-Kの学生もかねてからPRの場を探していたそうで、この話を持ちかけると進んで協力してくれました。
今回の企画は、私一人の力では到底実行することはできませんでした。幹事会にてOBの方々からアドバイスをいただいたことに始まり、当日の買出し、調理、会場準備、人集めなどに皆様のご協力があってこそ、ここまでの規模の会を催すことができました。特に、調理全般を取り仕切ってくださった奥様方には、凡庸な言葉しか思いつきませんが、感謝しても感謝しきれないぐらい感謝しております。この場を借りてお礼を申し上げます。
最初の言葉に戻りますが、私の植樹会における歩みは、いち作業参加者から会員、学生理事へ、KODAIRA祭担当から企画担当へと大きくステップアップしてまいりました。3年前には想像もしていなかったほど、今では植樹会は私の中で大きな存在となりました。植樹会は、たくさんの方との出会い、経験談、どう人生を生きるかという問いを考えるための材料をたくさん私に与えてくれました。この8月から私はフランスのパリ政治学院に留学いたします。如水会の奨学金制度のおかげで留学できるのだ、OBの方々に支えてられているのだということを忘れずに、留学先では勉学に遊学に励んでまいりたいと思います。留学レポートも送らせていただきますので、興味のある方は読んでいただければ幸いです。
回の企画に参加してくださった皆様、少しでも心に残るものと感じていただければ幸いです。参加できなかった方も、ぜひ写真をご覧になって雰囲気だけでも味わってください。どうもありがとうございました。