「一橋植樹会第34回総会の報告」
一橋植樹会第34回総会の報告
日時:平成19年4月8日(日) 午前11時開始
場所:一橋大学 佐野書院
花曇、サクラの花びらの舞い散る佐野書院で、過去最大、会場に溢れんばかりご多数の皆さんのご出席をいただいて一橋植樹会第34回総会が開催されました。
まず、加納会長より平成18年度の事業報告があり、会の運営は昨年の総会で申し上げたように、「前任者 田中さんの路線を踏襲する」ことを基本方針にこの一年活動いたしました。具体的には次の項目にそって活動いたしました。
1.OB、教職員、学生が三位一体で国立キャンパス緑地基本計画に沿った整備作業の継続。
2.諸先輩が行なった記念植樹の整備。
3.学生の諸活動への支援と参画。
4.植樹会寄贈による植樹活動の復活。
5.会員組織拡大による財政基盤強化。
6.植樹会理事有志で構成する「幹事会」による組織運営。
特記事項を列挙いたしますと、
・会員数が2007年12月末現在で600名を越えました。一年前より200名を越える増加です。
・世界的に著名な環境問題の泰斗で一橋大学名誉博士号を授与された、レスター・ブラウン氏が来学された際、植樹会の活動内容に感銘され入会を快諾されました。名誉な出来事でした。式典に植樹会を招待して下さった大学側に厚くお礼申し上げます。
・東京海上日動火災(株)が特別会員に入会されました。最初の企業会員です。
・2003年7月に第一回ボランティア作業を開始してから2007年3月の第37回まで、悪天候による中止なしに連続実施できました。
・広報活動も充実しました。HPの構成改善、如水会報への定期掲載記事二種類の継続に加え、一橋新聞、ABOUT-H、HIT-YOUなどの学生広報誌との連携が実現しました。また、大学側のご支援により学内掲示板利用による学生向けPRも開始しました。学生との接点拡大に繋がっています。
・第7回目の学生との懇談会を開催しましたが今年は趣向を変えて、学生の就職活動並びに卒業後の社会生活に参考になることを願い、10名以上の参加OBから体験談、人生観などを語ってもらいました。学生からも好評でした。
・秋の一橋祭企画シンポジューム「国立キャンパスに学ぶ都市の環境問題」に植樹会が招待され参画。学生の自然環境への関心の高まりを感じました。
・数年振りに植樹会寄贈によるサクラ、カンツバキの苗木を植栽しました。場所は西キャンパスの西南の角地です。緑地基本計画に沿った補植です。今後継続していきたいと思います。
・平成18年卒業生有志による記念植樹事業が大学側のご承認のもと実現いたしました。植樹会が資金面を始めとする支援を行います。毎年継続的に実行していく方針です。と事業報告がありました。
引き続き第一号議案平成十八年度決算報告の審議があり満場一致で承認されました。
次に平成19年度事業計画基本方針について加納会長から報告がありました。
・植樹会の基本的な運営方針は平成18年度の事業報告で説明した6項目を着実に実行することだと考えております。
・大学キャンパスの緑地整備は過去約4年に亙るボランティア作業並びに大学側が実施された外部業者の作業によって荒治療的なものは相当片付いた感じです。しかし下草との戦いは終わりの無い仕事として残ります。三位一体の精神のもと地道な努力を続けたいと思います。特に学生の参加を増やして自然との触れ合いを多くの学生に体験してもらいたいと願っております。そのため学生との接点の多様化、学生の組織化を図るためいろいろ工夫をこらす所存です。
・植樹会寄贈による植樹事業も強化して行きたいと思っております。
・また植樹会支援による卒業生記念植樹事業も多くの卒業生が参加した形で第2回目の植樹が行なわれるべく努力する方針です。
・以上を行なうためのも会員数を増やし会の財政基盤強化が必要です。ボランティア作業への参加が無理でも会費支払いのご支援をいただける会員が必要です。会費支払会員総数を700名に高めることを目標に掲げたいと思います。そしてOBだけではなく、教職員の方々にもより一層の関心を深めていただくべく努力する所存です。
次いで第二号議案平成十九年度予算、第三号議案定款の一部変更、第四号議案役員改選が審議されいずれも満場一致で承認されました。
続いて植樹会活動に積極的に参加し、組織化に取り組んだ学生三名への表彰式が行なわれ、平岡泰佑さん、福岡恵莉さん、沼尻晃輔さんの三人に額縁入り賞状と副賞の図書券が贈呈されました。おめでとうございます。
以上