一橋植樹会トピックス(2023年1月31日更新)
2023年 年頭のご挨拶
令和5年1月31日
2023年 年頭のご挨拶
会長 河村 進
一橋植樹会会員の皆様、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
新型コロナ感染症拡大を受けて、2020年2月の定例作業を最後にそれ以降は毎月の定例作業が全て中止になるという異例の状態に陥ってから、早くも丸3年が経過しようとしています。この間、植樹会では少数の幹事・幹事OBを中心とする会員有志が臨時作業として作業を継続し、大学の構内の緑の環境の維持に取り組んでまいりました。この状況は3月末までは続きます。
新型コロナ感染症に関しては、今現在第8波の渦中にあり、まだまだ油断できない環境が続いていますが、一方で社会活動を正常化させる動きも続いています。植樹会では3月末までは臨時作業のみ行いますが、新年度に入る4月以降は3年ぶりに月1回の定例作業を再開することを計画しています。原則毎月第3金曜日の午後の2時間程度、卒業生会員・学生・教職員が三位一体になって行う定例作業を再開することができれば、これほど喜ばしいことはありません。但し、以前の定例作業では作業後に大学内の生協の食堂を使用して飲食を伴う交流会を開催しておりましたが、当面は交流会の再開は時期尚早ということで見合わせていただきます。
定例作業再開後も臨時作業は今後とも継続していきます。3年間にわたり毎週1回のペースで行ってきた臨時作業のお陰で大学構内の緑の環境の整備水準は、皮肉なことですが新型コロナ発生以前よりも格段に上がりました。この水準は今後とも維持する必要があると考えており、そのためには臨時作業は欠かせません。
このような情勢なので、本年5月20日(土)に予定される第50回一橋植樹会総会は4年ぶりに国立の佐野書院において開催することを計画しております。但し、万一のこともあり総会議案の賛否は総会の場ではなく過去3年間と同様に事前に会員に「書面表決書」をお送りし総会議案への賛否を問う形式にさせて頂きます。会員の皆様のご理解をお願い申し上げます。
総会の場では過去3年間の活動の報告をさせていただきます。また、2023年は一橋植樹会発足50周年、そして新生植樹会発足20周年に当たる記念すべき節目の年なので、中野 聡学長から植樹会に対する感謝状を頂戴する予定になっています。
総会後は大学構内を見て回るキャンパスツアーを開催して皆様に巡見していただくことを計画しております。この3年間、コロナ禍による大学構内への厳しい入構規制のため植樹会会員の多くの皆様は、キャンパスへの足が遠のいていたと思います。この機会に是非ともきれいに整備された大学構内の様子をご覧になっていただきたいと思います。その後、佐野書院にて懇親会を計画しております。
総会議案やその他の資料は4月下旬に会員の皆様に郵送する予定です。
今年は長く続いた新型コロナ感染症拡大への対応という異常事態も収束し、一橋植樹会の活動も正常化を見通せる動きになってきました。その中で、これまでもお伝えしてきた様々な課題は依然として残っております。その中で一番大きいと思われるのは臨時作業で一緒に汗を流して頂ける会員を増やすことです。臨時作業は今後とも極めて重要な役割を担いますが、現在の臨時作業参加者はベテラン揃いな分だけ高齢化が進んでおり、このままでいきますと今後とも持続可能かは疑わしいのが実情です。会員の皆様の中でもとりわけ首都圏居住で定年退職され時間的な余裕と体力のある方には、是非とも一度定例作業あるいは臨時作業に参加して作業体験をして頂きたいと思います。そしてその中から、植樹会の幹事となって会の運営を担って頂ける皆様が出てくる事を心から願っております。
一橋植樹会会員各位の一層のご支援をお願いして私の新年のご挨拶といたします。
臨時作業
1月9日(月)
今年最初の臨時作業は、磯野研究館北側及び東側、研究図書館南側の植込みのツツジ・ドウダンツツジ、ツバキなどの刈込と剪定を行い、落枝の回収とクズの根元からの除去を実施しました。また磯野研究館南側のドウダンツツジの徒長枝の刈込を行い、磯野研究所南側の多かった落葉の回収と集積場への搬送を行いました、
樹木についてはモッコクの剪定とエノキの伐採を行いました。また、磯野研究館西側の整備は、灌木の除去や刈取ゴミの回収を実施しました。
1月16日(月)は雨のため、予定していた作業は延期されました。
1月23日(月)
学生会館周辺の灌木の除伐や、枯れたツツジの除去、シャリンバイの剪定、枯れ草刈り、同東側のベニカナメモチの剪定、枯れた下草の刈り取りを行いました。また、午後は南門前の枯草の刈取や処理を行いました。
くにたちのお花ばたけの近況
整備された各区画に整然と植えられた苗たちは寒さの中で春を待っています。
また、ネモフィラもしっかり育っています。
上記臨時作業参加者:津田(42商)、高原(42社)、湯川(42社)、谷中(45社)、河村(49経)、小山(49法)、須藤(50商)、飯塚(50経)、秦(50社)、井田(51商)、藤原(潤)(51法)、村上(52法)、蔵屋(53商)、善宝(53法)、古橋(61経)
なお、1月27日(金)、1月30日(月)の臨時作業は来月の報告とさせていただきます。
会員ご訃報
今月の報告はございません。
アカマツ基金へのご寄付
平成30年5月設立から5年目に入りましたが、この間170件余累計900万円超のご寄付を頂戴いたしました。誠にありがとうございます。
募金の中から 計画に沿ってアカマツへの薬剤樹幹注入費用を支出しておりますが、薬剤注入継続と今後アカマツの補植の為の資金募集の必要性は止む事がありません。引き続きアカマツ基金へのご支援をお願い申し上げます。なお、アカマツ基金は一橋大学後援会内の「植樹会基金」の中に設置されています。一橋大学基金とは別物なのでご注意願います。
基金設立の経緯と運営の現状報告 及びご寄附いただく際の手順は下記ページをご覧ください。
植樹会へのご寄付
1月に昭和41年会様から植樹会宛てにご寄付をいただきました。まことに有難うございます。ご趣旨に沿い大切に使わせていただきます。
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