【定例作業】2018年09月21日 (金)第187回 定例作業 実施報告

作業日時

作業日  2018年09月21日(金) 13:00~
集合場所 職員集会所

場所・作業

  1. 第1講義棟403 13:15-15:00

参加者

教員(1名)      
筒井泉雄(教授)      
職員(2名)      
坪谷英樹(施設課) 野口健一郎(施設課)    
<一般33名>      
石井暉雄(昭35経) 岸田加代(昭35家) 國持重明(昭35経) 杉山 守(昭35経)
籏野友夫(昭38経) 葛西恒平(昭39社) 長谷川輝夫(昭39社) 鈴木徹郎(昭39社)
八藤南洋(昭40商) 関戸康男(昭40社) 津田正道(昭42商) 徳永興亜(昭42商)
高原正晴(昭42社) 湯川敏男(昭42社) 大池 明(昭44商) 五島康晴(昭44経)
柳原和道(昭44社) 谷中健治(昭45社) 兼歳正英(昭46経) 川崎勝晤(昭46経)
金子 彰(昭46法) 小山 彰(昭46社) 大川宏明(昭47経) 佐藤 環(昭47経)
高橋忠明(昭49商) 河村 進(昭49経) 飯塚義則(昭50経) 秦 哲也(昭50社)
木田隆平(昭50社) 藤原義章(昭51商) 地田伸久(昭52法) 村上 仁(昭52法)
善宝俊文(昭53法)      
<団体参加7名>      
(41年植樹会サークル7名)      
栗田克彦(商) 夏目恭宏(商) 村川守中(商) 関野 衛(経)
水野健吉(経) 樋口文夫(法) 川波 順(社)  
<学生74名>      
      参加者総数117名

作業レポート

2018年 9月21日(金)第1講義棟403 13:15-15:00

秋雨前線による前日来の雨止まず、作業は取止め。代わって、座学、6月に続き筒井泉雄教授による特別講義。テーマは「科学」。

◎冒頭、教授は「科学」の名の下に科学でないものがはびこっている。(本物の)科学かどうかをみきわめ、冷静に判断する力を特に(社会科学の学徒たる)学生諸君には培って欲しい。これが本講義の企図するところであると。

○科学とは検証されようとしている仮説が、実験や観察によって反証される可能性、即ち「反証可能性」があるものを意味する。「どのような手段によっても間違っている事を示す方法が無い仮説は科学ではない」。

○(正に我々が考慮せなばならない)科学と擬似科学の差異につき言及。例示の中で米国での長年にわたる「進化論裁判」(神の存在、科学と宗教の対立)。「血液型」と性格の関連性には科学的根拠がない等興味深い。人の脳のからくり、大脳に強く残るIMPACT(EPISODE)記憶、特に「成功」の多大の影響、一度自転車に乗れるとその後は何時でも乗れるのは「成功」を小脳が憶えているため(成功のみ脳は憶える)。「宗教」、「超科学」、「特許出願中だからーー」、「トクホ」、「マイナスイオン」、「ドルマリン」、「アルカリイオン」等々。

○「糖質ダイエット」の話しは0B連の関心を呼んだ。タンパク質、脂質、糖質のバランスで成り立っている生体。糖質(炭水化物)を制限は身体の老化と健康への影響を及ぼすと(東北大のデータ)。改めて、生体、自然の摂理の下でのバランスの取れた食生活と生合成で摂取不可能な必須アミノ酸、脂肪酸、ビタミン等の必要性を強く認識した。

(感想まとめ):母校のしかも自然科学分野の教授の講義を受けられた。作業なくとも、このような素晴らしい充実した座学が受けられる一橋植樹会という類まれなボランティア団体に所属している幸せを改めて感じた。

柳原和道(昭和44年 社会)