一橋植樹会トピックス 2026年5月号
お知らせ
5月16日(土)第53回一橋植樹会総会開催報告
夏を思わせる日差しの下、佐野書院に於いて、第53回一橋植樹会総会が開催されました。
大学から中野聡学長、寺尾智史社会学研究科教授、近藤裕史財務部長、如水会から赤石良治事務局長補佐を含め、総勢56名のご出席をいただきました。
議案審議に於いては飯塚会長による2025年度の活動実績報告(第1号議案)に続き、圡方周明監事(昭52・商)による監査報告、次いで2026年度役員案(第2号議案)、中長期的展望に立った2026年度の活動方針(第3号議案)についての説明が行われました。
ご質問やご意見は特になく、定款に沿って、事前の書面による議決権行使(総会前日までに団体会員を含む240名より受領)と本総会出席者56名全員の賛成多数により総会議案はすべて可決されました。
議事採決後には飯塚会長から今年度以降の10年間適用される国立キャンパス第三次緑地管理基本計画とその前提となる第二次緑地管理基本計画レビューの概要とその背景と歴史、現状と課題、取り組みの方向性についての説明が行われました。
次いで、中野学長よりご挨拶をいただき、一橋植樹会の活動についての謝意と温かいエールを頂戴しました。
(中野学長からご挨拶でいただいたメッセージはこちらをクリックください)
その後、福嶋 司顧問(東京農工大名誉教授)より「つる植物を学ぶ」というテーマで、キャンパスにも多く見られる様々なつる植物の特徴・特性や、我々の生活との関わりなどについて講演いただきました。
総会終了後の懇親会では、加藤理事(昭54・法)の司会の下、飯塚会長の挨拶に始まり、一橋大学近藤裕史財務部長のご挨拶に続き、如水会赤石良治事務局長補佐のご挨拶と乾杯のご発声を賜りました。しばらくの歓談を挟んで、一橋植樹会学生理事代表の清高瑶介さん(社・4年)、出席された会員の方々のご挨拶をいただきました。
また、今月5月6日の読売新聞全国版の「Campus Scope」欄に掲載された一橋植樹会活動の紹介記事を執筆した学生記者・鈴木友菜さん(社・3年)、久保柚月さん(経・3年)の挨拶と記事に関するコメントをいただきました。
終始和やかな雰囲気で行われた懇親会は、一橋植樹会の寄附講義・「緑の科学」で長年講義されている筒井泉雄名誉教授と藤元晶子講師による中締めのご挨拶でお開きとなりました。












一橋大学 中野学長から第53回一橋植樹会総会にお寄せいただいたメッセージ

一橋大学 中野 聡学長(昭58法・平2博社)
2026年、一橋植樹会総会の機会に改めて、一橋植樹会会員の皆様、特別会員・顧問の福嶋司先生はじめご協力いただいてきた皆様に、一橋大学キャンパスの緑化推進、環境整備・保全に対する御支援に深く感謝申し上げますとともに、一橋植樹会が、その活動をとおして環境保全の精神を養い、環境問題解決への取り組みを推進していくという目標に向けて、一橋大学がともに歩んでいくことをあらためて誓いたいと思います。
昨年、一橋大学は創立150 周年の節目を迎えました。今年4月には、国立駅が開業100周年を迎えました。2027年には兼松講堂開館100周年、2030年には本学(東京商科大学・当時)国立キャンパス全面移転100周年を迎えます。このように谷保村の雑木林を開発造成してから百年、大学通りとともに緑豊かな大学町として唯一無二の景観をかたちづくる国立キャンパスの緑を継承・整備していくことは、地域の未来に向けて一橋コミュニティが果たすべき責務でもあります。
このような歴史も踏まえ、1960年代末、増田四郎学長の提唱に応えて始まった国立キャンパスの緑化と環境保全に取り組む植樹運動を原点として、2004年、「100年の森」をめざす「国立キャンパス緑地基本計画」が策定され、キャンパス全体の緑を綿密かつ科学的に調査したうえで、100 年先まで見通して保全していくために緑地管理活動の具体的指針を詳細に定めた、全国に比類のない取組が始まりました。以来、国立キャンパスを愛する卒業生、現役学生、教職員が集い定例作業に取り組む一橋植樹会の姿は、一橋大学にとって欠かすことのできない営みの風景となりました。とりわけコロナ禍以来、卒業生ボランティアの皆様が毎週の臨時作業で緑の維持と環境保全に取り組んでいただいたことなどを通じて、本学キャンパスは、ますます、その清らかな美しさでキャンパスを訪れる全ての人々を癒すパワースポットとしての魅力を増してきました。毎年、延べ1000人を超える学生諸君が卒業生の皆さんとともに作業に取り組む姿も来学者を驚かせ、一橋生が自然体で身に付けていく文化資本を「見える化」してくれています。
そして、本年、一橋大学と一橋植樹会は、近年ますます顕在化してきた気候変動の影響や、2020 年から 3 年にわたるコロナ禍が緑地管理活動に与えた大きな影響も踏まえ、「国立キャンパス緑地基本計画」にもとづく第3次緑地管理計画を策定・刊行しました。一読して明らかなとおり、その内容の充実ぶりは他に例を見ません。計画策定にご尽力いただいた関係者の皆さまには深く感謝申し上げます。
あらためて、学生・教職員・訪れる市民・来訪者が等しく愛するこの素晴らしいキャンパスづくりに、長年にわたり多大なる尽力と貢献をいただいている一橋植樹会の皆様に深く感謝申し上げますとともに、今後とも、卓越したコミュニティ・一橋大学の緑と景観の形成・保全に向けて教職員・学生ともども歩んでいただきますよう、お願い申し上げます。
2026年5月22日(金)第238回定例作業実施報告
作業場所と作業概要:
前日から続いた雨のため、中央庭園でのヘラオオバコなどの抜取りなどの諸作業は困難と判断し、集合場所での福嶋顧問と飯塚会長による座学に変更しました。(参加者:顧問1名、卒業生22名、学生21名、総勢44名)
福嶋 司顧問(東京農工大名誉教授による講演は「東京の森を歩く~東京の自然はこんなに豊か!身近な公園をもっと知ろう」というテーマで、①自然を守るとは、②東京の自然の概要、③紹介する東京の森について詳しく解説いただきました。
飯塚会長からは、一橋大学国立キャンパス緑地基本計画の「第二次緑地管理計画のレビューと第三次緑地管理計画」に関し、その背景と歴史、現状と課題、取り組みの方向性について説明がありました。
座学後、少し早めに開始した交流会は、小山 修副会長・広報班長(昭49・法)の挨拶と如水会会報の「植樹会通信」についての説明、そして乾杯の発声で始まりました。
歓談を挟んで、学生理事代表の清髙瑶介さん(社・4年)の進行による恒例のリレー形式による学生のスピーチが続き、約1時間半の交流会は終了しました。
次回の定例作業は6月20日(土)の休日作業を予定しておりますので多数の方々のご参加をお願いいたします。


定例作業参加者:⦅参加者総数 44名⦆
| 区分 | 人数 | 名前 |
|---|---|---|
| 顧問 | 1名 | 福嶋 司(東京農工大名誉教授) |
| 卒業生一般 | 16名 | 関戸康男(昭40社)、津田正道(昭42商)、谷中健治(昭45社)、佐々木哲夫(昭48経)、河村 進(昭49経)、小山 修(昭49法)、飯塚義則(昭50経)、納富清孝(昭50経)、井田武雄(昭51商)、藤原義章(昭51商)、後藤茂雄(昭52商)、村上 仁 (昭52法)、善宝俊文(昭53法)、加藤幸雄(昭54法)、古橋浩人(昭61経)、田所亮子(昭63経) |
| 41年植樹会サークル | 6名 | 釜井章三(商)、夏目恭宏(商)、村川守中(商)、八幡暁彦(商)、樋口文夫(法)、阿部 豊(社) |
| 学生 | 39名 |
今月の共同作業、週次作業
今月の共同作業はございません。以下は今月実施した週次作業です。
5月1日(金):佐野書院の整備作業を次の通り行いました。
①玄関先のツツジ・ツゲの剪定、②いしぶみの碑周辺の雑草の刈取り、灌木の除去、③道路側法面の灌木の除去、④庭園の雑草の刈取り、灌木の除去、植込みの剪定
5月8日(金):次の作業を行いました。
①中央庭園の芝刈り、縁石の草刈り、②本館南側、東側三角地の雑草の刈取り、植込みの剪定、③丸便所西側、お花畑周りの雑草の刈取り、④佐野書院への出入り口左右の灌木の除去、⑤佐野書院の整備(継続);いしぶみの碑周辺の雑草の刈取り、灌木の除去、シラカシの剪定、キンモクセイの枝落とし、庭園の後片付け、樹木の枝落とし、剪定など、⑥お花畑の整備、⑦保健センター入口のモッコウバラアーチの修復
5月29日(金):KODAIRA祭に向けて次の作業を行いました。
①東本館西側・南東角、北門からの通路東側、第3研究館と東2号館の間、東2号館南西側、丸池内・周辺、東正門から東1号館への通路左側の三角地 などの雑草の刈取り、灌木の除去、ツル類の除去、②西プラザ北のハナミズキの剪定、③お花畑の整備
上記作業参加者:関戸(40社)、津田(42商)、高原(42社)、湯川(42社)、谷中( 45社)、佐々木(48 経)、河村(49経)、小山(修)(49法)、山口(49法)、飯塚(50経)、井形(50経)、納富(50経)、木田(50社)、井田(51商)、山田(51経)、藤原(義)(51商)、後藤(52商)、村上(52法)、蔵屋(53商)、善宝(53法)、加藤(54法)、上村(H26)
2026年春の学外研修修~「戸隠高原の自然と歴史、文化に触れる」
今年の春の学外研修は5月19日〈火〉、20日〈水〉の二日間、長野県長野市の戸隠高原で行いました。
戸隠高原は妙高戸隠連山国立公園に属し、長野市から北西に20 余キロメートル、標高は1,200 メートル前後で、近くに戸隠山、妙高山、黒姫山、飯綱山、斑尾山の北信五岳を擁する山岳信仰の地であり、また戸隠五社を中心に修験道の聖地として隆盛を誇った場所です。
地質学的には北部フォッサマグナに属し、昔は深い海の底にあった場所が、隆起によって今のような姿を呈し、日本海性の気候の影響を強く受けています。
初日(19日)は早朝国立駅前に集合し、バスで移動。途中休憩を挟んで、中社・奥社・九頭龍社参拝、同参拝道での植物観察、戸隠森林植物園探勝を行い、二日目(20日)は神道散策、火之御子社、宝光社参拝、戸隠地質化石博物館見学などを行い、戸隠高原の豊かな自然とそこに育まれた歴史や文化に触れることができました。
なお、研修の詳細は、学外研修に初参加の納富清孝さん(昭50経)の紀行文が如水会会報8・9月合併号の「植樹会通信」に掲載されますので是非ご一読ください。
今回の学外研修を企画いただいた飯塚会長に感謝いたします。








アカマツ基金へのご寄付・一橋植樹会へのご寄付
次の方々からアカマツ基金へのご寄付をいただきました。誠にありがとうございます。趣旨に沿い大切に使わせていただきます。
大石倉平様(昭35・社)
藤本啓一郎様(昭36・経)
小塚埜武寿様(昭41・商)
笛吹明男様(昭47・商)
中尾 卯作様(昭48・経)
田所亮子様(昭63・経)
次の方々から一橋植樹会へのご寄付をいただきました。誠にありがとうございます。ご趣旨に沿い大切に使わせていただきます。
松本 篤様(昭37・商)
丹羽 達哉様(昭38・経)
金子 達也様(昭51・経)
塩村 仁様(昭52・経)
如水会八千代支部様
会員訃報
今月判明したご訃報を取り纏め報告いたします。謹んでご冥福をお祈りいたします。
松尾 弘人(昭30・商) 2026年2月ご逝去
入会に関しましては、会員登録はこちらをクリックしていただき、必要事項記入の上、支払方法「如水会DCカード口座よりの自動引落し」を選択し、「登録」ボタンを押していただければ、すぐに会員として登録されます。

