西キャンパスにクロスカントリーコースがあるのをご存じですか?~如水会ジョギングクラブの「初走り」レポート
陸上競技場の東側に並ぶタチカンツバキの西側から第1ススキのゾーンの南側を通り、ウグイスの生息地の森を抜け、如意団道場、山岳部部室、空手道場、第2ススキのゾーンの横から野球場西側の岸田ロードに至る小径は、陸上競技部の長距離選手が練習で走るクロスカントリーコースになっています。
昨年12月の週次作業、定例作業でノイバラ、ササ、灌木などの除去作業により整備されたこの小径を、今月如水会ジョギングクラブの皆さんが「初走り」を行い、その様子を植樹会会員の後藤哲也さん(昭44・商)にご寄稿いただきました。ありがとうございました。
整備された国立キャンパス林内のクロスカントリーコースを新年初走り
如水会ジョギングクラブで2025年1月7日に、国立キャンパスの林の中を新年走り初めをしました。例月のジョギングは皇居の内堀周回コースで軽く汗を流していますが、2025年はクラブ発足10周年記念の新年、また母校創立150周年の節目でもあり、国立キャンパスを訪れることになり8人が参加。数十年振りに訪問の人もいて懐かしさと樹木の自然な空気を胸に、大変爽快なジョギングを楽しめました。
夜半来の雨も走り始めた頃には青空も覗き、初春の木漏れ日のもと心地良い足音がクロスカントリーコースに響きました。日頃固い路面で練習の我々には、土の上の落葉のクッションは殊のほか脚に優しく感じられました。
このコースは陸上競技部の長距離の選手が普段練習で走っているクロスカントリーコースで陸上競技場と硬式野球場の南側の林を通って空手道場に出て、岸田ロードを経て兼松講堂裏側を経て正門守衛所横に出て来ます。
此処2~3年は夏の酷暑が特に厳しく草や笹類が生い茂り、手を加えないと人一人が通るのがやっとの悪状況にすぐになってしまうとのこと。昨年暮れに、一橋植樹会の高齢者の皆さんが刈払い機で道造りをして下さったお陰で、2~3人が横になって軽く会話も楽しみながらジョギングができるよう見事に整備されていました。走る者には大変有難いことです。
大学構内には四季折々の樹花が咲きます。今このシーズンは、陸上競技場東側の寒椿が赤と白のきれいな花を咲かせています。もうしばらく季節が進むと、陸上競技場のフィールドの芝生が新芽を吹き出し黄緑色の絨毯となると共に、いろんな種類の桜がその美しさを競う頃になります。
構内の木・草・花の整備に年間を通し取り組んで下さっている植樹会の皆さんの長年に亘るご尽力に感謝しつつ、『国立キャンパス走り初め記』といたします。
当日は国立在住の植樹会幹事の井田さん(S51)と村上さん(S52)が取材にお越し下さいました。掲載の写真はお二人が撮影下さったものです。
如水会ジョギングクラブ参加者:美和(S44)、後藤(S44)、戸倉(S45)、大東(S47)、大鳥羽(S50)、久門(S55)、糸山(S57)、片岡(S57)。
(2025年1月 後藤哲也S44記)



