12月14日(土)学外研修実施報告
12月14日(土)学外研修実施報告
学外研修は植樹会会員の懇親もかねながら、自然や植物、環境整備についての知識を深め、その大切さを学ぶ研修企画ですが、今回は「多摩川が作りあげた武蔵野段丘と立川段丘との間の段丘崖、国分寺崖線とそれに沿って流れる野川の自然と歴史を訪ねる」というテーマで、飯塚義則一橋植樹会会長(昭50経)に企画いただきました。詳細な資料(注)や行程のご作成、各見学箇所のご手配ありがとうございました。
冬らしい寒い朝となったこの日、福嶋顧問と会員21名(奥様2名を含む)は各々最寄り駅からバスで国立天文台三鷹キャンパス正門前に集合し、午前中は同キャンパス構内の自然と研究施設を見学しました。
午後は、野川に沿って古八幡社を参拝後、崖線下を通り、大沢緑地内の大沢の里水車兼営農家、ホタルの里、山葵田、出山横穴墓群などの野川や湧水に支えられた人々の生活の歴史に触れつつ、野川公園内の自然観察園で自然観察を行いました。その後、野川公園を通り、近藤勇墓所のある龍源寺を参観し、行程を無事終了し、三鷹駅近くで有志による懇親会を行いました。
快晴ながらとても寒い一日でしたが、随所で福嶋先生による植生や植物の解説をいただき、大変勉強になりました。(スズカケノキとモミジバスズカケノキとアメリカスズカケノキの葉の形と実の付き方の違い、トウネズミモチとネズミモチの葉の違い、シラカシの植林目的やアラカシとの植生の違い、コナラとクヌギの幹と葉での見分け方、など)
なお、如水会会報2025年2月号に、柳原正則さん(昭52法)の参加感想文が掲載されますので皆さま是非ご一読くださいますようお願いいたします。
(注)飯塚さんにご作成いただいた資料をご覧いただくには下記リンクをご覧ください。
学外研修参加者:
福嶋顧問(東京農工大名誉教授)、鈴木(徹)(39社)、中居(38経)、八藤(40経)、樋口(41法)、津田(42商)、谷中(45社)、河村(49経)、小山(49法)、山口(49法)、須藤(50商)、飯塚(50経)、木田((50社)、井田(51商)、藤原(潤)(51法)、村上(52法)、柳原(52法)、藏屋(53商)、善宝(53法)、柚木(59経)、古橋(61経)、田所(63経)