「箱根坐忘山荘庭園整備」理事 川﨑勝晤 (昭46経)

平成24年6月28日と29日に行われた、恒例の坐忘山荘庭園整備に参加しました。参加者は全員で13名、如水会・関事務局長、田﨑名誉教授、植樹会岸田元会長夫人の3人が車を提供され、メンバーは、指定された車に分乗して28日13時集合予定で山荘をめざしました。
13時前には予定どおり、全車が到着し、全員揃っての作業が始まりました。皆さん、黙々と作業に取り組まれましたが、作業の前半のハイライトは、山荘北側・谷側で、根から倒れたリョウブの樹をチェンソーで、分断する作業でした。福嶋先生のお話では、リョウブは、山の稜線に多く根が浅い樹とのことでした。後半作業の圧巻は、南側石灯篭奥にあった、イヌツゲとクロガネモチの剪定作業でした。両木とも、樹幹部分に葉がしげり、樹自体が、暑くるしい状態でしたが、福嶋先生のご指導のもと、五島氏が両木を剪定し、風透しのよい状態にしました。モミジの長い枝も剪定し、日陰になっていたツツジ類に日が当たるように仕上げました。日当たり改善により、来年のツツジの開花に期待がもてます。

作業終了後、夕食は1階での焼き肉でした。鍋奉行ならぬ焼き肉奉行は、元ワンゲル部の保坂先輩と川﨑が勤めました。その後2階では二次会が、国持、岸田両夫人の特製焼きそばを賞味しながら続きました。非常に盛り上がり、夜の更けるのをしばし忘れるほどでした。

作業前庭園
コアジサイ

29日の作業は、前日に見落とした北側の枯損木の伐採などでした。坐忘荘周囲は、花では、コアジサイとリョウブの花が目を引き、鳥では、ホトトギスの声とアオバトの声が耳に入りました。緑滴る中でのよきメンバーに恵まれての作業は、非常に心地よいものでした。

参加者
如水会 関事務局長
顧問  福嶋農工大名誉教授
植樹会 八藤会長、田﨑名誉教授、國持理事、保坂理事、五島理事、飯野氏、三浦氏、森田氏、岸田夫人、国持夫人、川﨑